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記憶

4年に一度の閏年の1日が過ぎ、3月が始まった

2月辺りは少しさびしいことを思い出す

2011/2/22のクライストチャーチの地震

もう13年経つ。時間は止まっていたように思っていたけど、記憶の中で変わる事ないあのころの笑顔のままに33歳になったんだなあと考えるようになった

僕も42になる。東京は10年目
今の仕事も10年

とても節目の年、2/22のコトを一週間経った閏年の2月最後の日に思い出した

年齢だけ重ねて、時間が止まっていたようにも感じていた

「お互い成長したよね!」と東京に来てからの恩人であり親友から貰った言葉

受け止められるようになったと感じた時に時間が進んだんだ、とふと実感

これまで、人と知り合う時、特に女性の年齢を知る時、同い年なんだな、よりも若いのか、と当時の彼女の年齢に重ねたりする

今年元旦に起きた能登、富山の地震
ご遺族、ご両親はどんな気持ちだったろうか
今は連絡も取ることはない

数年前に富山に行った時、さりげなく友人に付き合ってもらい、お墓参りに行った

久しぶりの墓は、綺麗な花が飾られていてホッとした

地震の当事者としてそれぞれ生きていく事はこれからも続くけど、友人の成長したよ、の言葉を大切に恥じない生き方をしようと思う

これまで無心にした日本の旅は
手を合わせる場所を変わりなく繋がる為
人の多いところを避けて
静かな場所でないと二人の会話が聞こえない

アノとコノを繋ぐ感覚
能に関心を持ったのも


13年前の地震の時のまま
止まっていたものも少しずつ動いている

言葉を直接届ける機会をいつか何処かで作れたら!