My home/An unknown village

家族は最小単位のコミュニティだ、というようなことを聞いた覚えがありますが、ぼくはどちらかというと「村」のほうがしっくりきます。コミュニティと書くとなんだか無味乾燥なもののようです。

村といえば、まったく縁もゆかりもない、見知らぬ村を訪れるとき、自分はその土地にとって招かれざる者にちがいない、と感じます。

ひさしぶりに妻と2人の息子が住む家に帰るとき、それは当然楽しみなのですが、他方では見知らぬ村に足を踏み入れるときと同じように、自分は異邦者であると感じます。

ただ子どもたちのやわらかい手や頬に触れているときは、無条件に安心感を覚えます。
しかしそれもいつまでもは続かないのでしょうね。大人になって去っていくものですから。
今を大切にしなければいけません。

この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?