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家系図が僕を家族の旅に連れ出した-2

こんにちは。
今回は旅は旅でも「家族の旅」の話をしたいと思ってnoteを広げました。
皆さんは「家系図」作ったことありますか?そう、あの名前が棒で脈々と繋がってるやつです。

重い腰を上げて家系図を作り始めた話、今回は2回目です。ちなみに細かな作り方などは各書籍・情報にお任せして、この記事では取り扱いませんのであしからず。

万延という年号

家系図を作るには戸籍の取り寄せが必要です。まず、本籍のある自治体の役所に行って申請をします。
詳しい手順などはこの記事で省きますが、受付の人に家系図を作っていることを伝え、申請書を書き、身分証明できるものを持って行けば対応してくれるはずです。

今回僕は直系家族を辿ることにしました。直系家族は(僕の認識では)、父方の先祖を辿ること…つまり、自分の苗字と同じ人をさかのぼります。

「今ここで申請できる、直系家族の戸籍を全てください」と役所の人に話して数十分待つと、あっという間に聞いたことのない年号「万延」の文字が載った戸籍が出てきました。

ここまででわかったのは、父方の先祖は160年近くずっと同じ土地に住んでいたということでした。同じ場所に戸籍が全部あるということは、そこにずっといたということ。他の自治体に住んでいたことがある場合は、戸籍は住んでいた自治体へ請求しなければいけないのです。

ちなみに戸籍の発行料は、新しいものだと1通500円ほど、古いものは1通750円ほどになります。この時僕は5,000円ほど支払いました。

いっぺんに揃ったご先祖様の情報

早速自宅に戻り、戸籍を家族と眺めました。こんな使い方で戸籍を取り寄せることなどないので、みんな興味津々です。

僕は他の自治体への取り寄せも視野に入れていたので、まさか1度の申請で直系家族の情報が揃うとは思っておらず、驚いていたのを覚えています。

ということで、事前に購入していた家系図の本に則って、よくある家系図の形に書き起こしていくことにしました。

旧字や独特のルール・言い回しに悪戦苦闘

ここでも詳細は思いっきり端折りますが、戸籍には色々なルールがあります。戸籍のフォーマットは法律で何度か変更されていて、明治から平成までで5種類の様式があります。

古い戸籍は文字が不鮮明で、数字も漢数字が用いられていたり、崩字や異体字、変体仮名には苦しめられました。わからないときは役所の人に聞くのも手ですし、古い文字に慣れている人たち(親など)を頼るのも良いです。

異体字や変体仮名は僕の購入した書籍に付録としてついていたので、たくさん活用しました。漢数字については以下のサイトを活用しました。

読めない漢字は手書き検索システムを活用。結構役立ちました。

あとは地道に、戸籍を読み解きながら家系図のフォーマットに落とし込んでいくだけです。

また、家系図を作り始めて思いましたが、一度大きな紙や広い壁に付箋紙を使って整理したり、miroなどのデジタルツールを活用しながら「どこに誰がいるのか」を整理してから清書した方が進めやすいです。最初からエクセルやイラストレーターを使って作るのは整理しながら整頓する、みたいな状態になって大変だったのでお勧めしません。

つづく

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