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祝3gクリア(卵アレルギー)

2歳の長男ちみすけは、卵と小麦と乳のアレルギーがある。
現在定期的に負荷試験をしながら、お家で少しずつ食べられる量を食べていく、という治療をしており、卵は卵白1g、小麦はうどん1g、乳はヤクルト1ccをコツコツ摂取している。

で、
きのう、卵白3gの負荷試験があり、結果は陰性!
無事にクリアすることができた!!
これからはお家でコツコツ卵白は3gたべていくことになる。

たった3g。

されど3g。

初めてアレルギーが発覚したときには、
卵黄3gとかでも嘔吐していたちみすけ。
(卵黄一個分およそ20gより卵白1グラムの方がアレルゲンの量は多いらしいです)
それが卵白を3gも!
少しずつ改善にむかっている、、、!
がんばれー!がんばれー!!

アレルギーの治療はすぐには結果がでない。
負荷試験自体数ヶ月に一回しか行われないし、血液検査も半年に一回とか。
コツコツコツコツ、ゆっくりつづけていくしかない。それはわかっているけど、進歩があるのかどうなのかなかなか見えない状況に、焦ったり、悲観的になったりすることもしばしば。
私の性格てきにも。

だからこうやって、
ちゃんとよくなってますよ
ということがわかるととてもうれしい。

日々対応メニューを選んで作るのも、
誤食がないか気を配るのも、
異変がないか観察するのも、
安心できる対応をしてもらえる幼稚園を探すのも、
たいへんだけど、
でもがんばろう、
ちみすけもがんばってるんだから!
と思える。
このまま少しずつでもよくなっていきますように。

ところで今回の負荷試験の入院(問題なかったので無事日帰り)は、ちみ父が付き添ってくれた。
ちみすけはアレルギー以外にも持病があったりしたので、何度も母と一緒に入院してきたが、今回はきーこさんがいる。
ということで満を持してちみ父の登場。初めてのパパとの入院だった。

経験のある方はイメージでからと思うが、付き添い入院はタイヘンだ。

負荷試験の入院の場合、ベッド上安静が基本なので、ベッドの中で我が子とほぼずっと一緒に過ごすことになる。
柵のついた大きいベビーベッドみたいなやつで、それをよじ登ったり降りたりしながら、子どものお世話をするのだ。
けっこう高いので、のぼりおりがまずしんどい。
特に妊婦のときは大変だった。
お産の入院のときは、助産師さんに子を預けたりもできるが、小児科の場合はそうもいかない。
基本的な生活の面倒も見ながら、異変はないか観察することになるので気も抜けず、正直気持ち的にもしんどい。
狭い空間でしんどいのは子どもももちろんで、機嫌も悪くなりがちだ。
具合が悪くて入院しているときはもちろん、今回のちみすけのように元気な状態でもずっとベッドにいるとぐずりだしてくる。それに付き合うのも一苦労。
それぞれの月齢で大変さは異なるが、これに関しては、じっとした状態の遊びがままならない、動きたい歩きたい盛りの一才ちょっとくらいの時期がいちばんしんどかったように思う。
1番最初に入院したのは1ヶ月のときだったが、あの時はほぼ動かないのでこのストレスはなかった。
あとは保護者のごはんはでないので自分で用意(まぁコンビニで買うことになるよね)しなきゃだったり、おやつとか制限されてるからお腹空いたぐずりにはなすすべなし、だったり、子供用の椅子やベルトはない状況で離乳食をあげなければいけない、子と同じベッドで寝るので狭い、お風呂のタイミングがむずい(預かってはもらえないので、子どもが入れない場合は昼寝のタイミングを狙いたいが全体で二つくらいしかないので他の保護者との予約のタイミングもある)、夜泣きされると申し訳ない&同じ部屋の別の子の夜泣きにより連鎖する
など、病院や部屋の状況にもよるだろうが、こまかなしんどいポイントはいろいろある。
わたしは毎回一泊とか、最長1週間(しかも個室だったのでお風呂や夜泣きのストレスはなかった)しか経験がないが、それでも毎回大変なので、
長期で看病されている方は本当に大変だと思う。

今回は、負荷試験の入院だったので、
問題なければ日帰りという予定だったが、それでも2歳児と一日一つのベッドの中というのはなかなかしんどいものだ。
パパ大丈夫かしらと心配していた。
が、
もちろんたいへんではあったようだが、
試験が陰性だったこともあり、思いの外スムーズに過ごせたようでよかった。
病院で貸してくれるプレイルームのおもちゃも楽しめるものが多くなって(年齢的に)、元気に遊んでいる動画が送られて来た。
パズルや、ことばをつくるあいうえおブロックなど、ベッド上で時間をつぶせる遊びができるようになったのは大きい。
とくにあいうえおブロックは、ひらがなのブロックを組み合わせてことばを作ると、ちゃんと読めて意味もわかっているらしいことが発覚し、思わぬ収穫があった。父は喜んでうちにも欲しいと言っていた。
病院でおもちゃを貸してくれる場合は、目新しいのもあって借りた方が食いつくことも多いが、
一応家からも持っていく。
今までに持っていってよかったというおもちゃを紹介してみよう。

①パズル
座って遊べるおもちゃの代表。
ちみすけは小さい頃からパズル好きなので、けっこう何回もやってくれる。一歳代には100均で買った3ピース、4ピース、6ピースのセット、同じく100均の10ピースくらいのものを持っていっていたが、2歳になるとやってるパズルのピースが増えて持ってってなくすと面倒なので、病院のを借りていた。ベッドの柵の間から下に落とされると拾うのがめんどいのが難点。
②シールブック
みんな大好きシールブック。集中してやってくれる。ちみすけのすきな乗り物のシールブックをよく持っていった。病院のコンビニとかでも売ってることもある。
ちみすけは、小さい時はシールもパズル同様ベッドの柵の隙間から下に落としていたので、それをされると拾うのはめんどい。
③絵本
お気に入りの、エンドレスリクエストの本を持っていく。いつもはまた読むの〜と思うが、入院中は少しでも時間を潰したいので同じ本で満足してくれるならありがたいと思って何度も読める。
好きな本を入院予定日のちょっと前から隠しておいて、久しぶりに読むようにするとおすすめ。
ミッケのようなゲームできるものもおすすめ。
ちなみに、今回持っていった本は、本屋で買ったのを内緒にしていて病院で初見になるようにした。ハマらない可能性もあったが、どうやら気に入ってやってくれていたようなのでよかった!
ミリアム・モス作「モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ」というしかえ絵本で、おいしゃさん気分でお世話ができる。


家に帰ってからも楽しそうにワニに薬を塗ったりしている。思った以上にいろいろなパーツをちゃんと使ってごっこ遊びできていて感動した。
ちなみに絵本も柵の隙間から落とせるので、拾うのはめんどい。

とにかくベッドの高さが高いので、柵から落とされると拾うのはめんどい。
降りて拾ってまた登るのがめんどい。
落とさなくなればいろんなおもちゃの可能性が広がる。

さて、パパと一日べったりすごしたおかげで、
最近のママっ子状態からちょっとパパと仲良くなって帰って来たちみすけだった。
帰って来てお風呂もパパとゆっくり入って楽しそうだった。
が、
今朝の朝食
父「ちみちゃんパンまだあるよ」
ちみ「あっやだ〜!パパみないで〜!」
父「じゃあいいよお外見てるよ」
ちみ「あっやだ〜!おそとみないで〜」
父「じゃあどうすれば、、、」

父「ちみちゃんお茶いれてあげようか」
ちみ「あっやだ〜!まま!ままが!」

父「(ちみの椅子の足置きに足を乗せる)」
ちみ「あっやだ〜あしのせないで〜なんであしのせるの〜いやだっていったよ〜ちみちゃんさ〜!!」

父「ちみちゃーーん!きのうあんなに仲良くしてたじゃないの!」

と、相変わらずの対応をみせていたちみすけだった。

が、

パパが仕事に出かけ、玄関のドアが閉まった瞬間

ちみ「あぁん、ぱぱがいなくなってさみしいよぅ」

えええ

ツンデレが過ぎる。

ちみごはん
・ステーキ
・オクラツナコーン
・にんじん

3gクリアを祝していいお肉買って来てステーキ!が、ちみすけの食べはあまり良くなかったです笑
父が「これいいお肉なんだよ!」と粘ってくれて完食できました。
ちみすけは、デパ地下のいいお肉よりも、デザートに買って来たコンビニのみかんのかき氷の方が嬉しそうでした。

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