将棋はデジタルゲーム、スマブラはアナログゲームである
スマブラとサッカーが好きだ。
これを人に言うと間違いなく
「ゲームとスポーツが好きなんですね」
となるが、まったくもって違うのでここで説明をしたい
1対1の対戦ゲームを分類する
1対1の対戦ゲームとして、例えば
将棋、ストリートファイター、剣道、がある。
これらをアナログかデジタルかで分ける場合、
剣道→アナログ
ストリートファイター→デジタル
将棋→将棋盤で行う場合はアナログ、PCやゲーム機のときはデジタル
と分けるのが一般的かなと思う。
この分け方はゲームを
"フィジカルで行うか機械を通して行うか"
で分類したものである。
これはこれで良いのだが、他の分け方も考えたい。
最近は"e-sports"が流行っている
今どきはゲームを本気でやるのが珍しくなくなり、スポーツとの明確な区別をする必要がなってきている
そうなってくると、ストリートファイターは将棋よりも剣道に近いというのは自然な発想だろう。
ではストリートファイターと将棋の違いは何だろうか?
この違いを"アナログとデジタルの違い"としたい。
新しいアナログとデジタルによる分類
囲碁や将棋などのゲームは、頭で考えて"やろう"と思ったプレイができないことはなく
言い換えると、アウトプットに失敗することがない。
対して、スポーツはもちろんストリートファイターも、やろうと思ったことができないことが常にある
だからこそ反復練習による身体(キャラクター)操作の技術が必要になってくる
将棋などのデジタルゲームは頭を使った戦術のみで戦い、
格闘ゲームなどのアナログゲームは、"戦術×身体(キャラクター)操作の技術"で戦う
こう考えると、
剣道→アナログ
ストリートファイター→アナログ
将棋→デジタル
と分類できる。
アナログ↔デジタル度の好み
もちろんアナログとデジタルはどちらが良いとかでも二分化できるものでもなく、グラデーションになっている
スマブラとサッカーが好きなのは、このアナログ↔デジタル度がちょうどいいからだ。
なのでスポーツもゲームも、そこまで好きじゃないものはたくさんある。
陸上競技はアナログ度が高すぎるし、将棋や麻雀なんかはデジタル度が高すぎる
今の時代、フィジカルか画面上のゲームかで分けるよりも
この、アナログ↔デジタル度で分けたほうが、個人の好みの傾向を測りやすい場面も多いかと思う
ぜひ、自分の好みのアナログ↔デジタル度を考えてみてほしい
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