カウンセリングで大切なこと3つ
日々カウンセリングを行なっていますが、
改めて大切なことを復習しました。
①エピソードを聴き、共感する
②怒りは2次感情
③議論しない
①エピソードを聴き、共感する
相手の話が視界不良で状況が掴めないときは、エピソードを聞くことで具体的なやりとりがイメージできる。
それにより、話し手と聞き手が同じ方向を向けるようになる。
(確かに、話がイメージできないと相手が何を言っているのか分からない時があり、こっちも曖昧な返事しかできない状態で話が盛り上がらないなと感じる時があります。同じイメージが出来て無かったんだと気づかせてもらいました。)
②怒りは2次感情
怒りの下には、「不安」「心配」「恐怖」「落胆」などの1次感情が必ずあります。その1次感情に共感するのが大切。
(子供が怒っているとついつい、こちらもイライラして怒り返してしまうことがありました。この場合、何も解決出来ないし、お互い嫌な気持ちになってしまうだけです。何で怒っているのかをちゃんと聞かなきゃなと反省しました。)
③議論しない
相手が例え、「自分はつまらない人間だ」と言っていて、説得しようとすればするほど相手はいかにつまらない人間かという主張をするようになる。
⇨信念が強まるだけ
なので、相手の発言をそのまま受け止めるのが大切。
ありのままにフィードバックし「価値のない人だと感じているんですね」と受け取り、どの部分に価値がないと感じているのか話してもらう。
また、「悲しかったんですね」と共感したり、
相手が感じていることや考えていることを明確にしていくだけ。
この作業を重ねれば自ら道を見出していける。
(ついつい、つまらない人間など言われたら「そんなこと無いよ。」とか励まそうと思って言ってしまいがちですが、そのまま受け止めることが重要なんだと実感しました。)
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