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25歳、幸せについて考える

こんにちは、Kedichanです。突然ですがあなたにとって”幸せ”とは何ですか?忙しい日々やストレスの多い日常を送っていると自分は何をしている時が一番楽しいのか忘れてしまいます。今回は改めて自分にとって幸せとは何かを考えていきます♪

ムヒカ大統領のスピーチ

突然のムヒカ大統領の登場ですが、自分の幸福とは何かを考えるときにとても大きな助けになると思ったので紹介します。

ムヒカ大統領は「世界で最も貧しい大統領」とも言われた第40代ウルグアイ大統領であり、Rio+20 地球サミット2012 (国連持続可能な開発会議)でのスピーチが話題になりました。このスピーチはこの消費社会の中での幸福について考えさせられます。

マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にした

資本主義に翻弄される私たちの社会を表しています。あれが欲しい、これが欲しい、人間の欲求に目をつけたマーケット経済は社会をつくり、人や物が行き交うこのグローバリゼーションがそれに手助けするようにそういった構造の社会を大きくしていきました。

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

環境問題、貧困問題など様々な問題を話し合う場であるにもかかわらず、他の首脳達がこの社会の成り立ちの本質に触れていないことからムヒカ大統領はこのような問題提起をします。

人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。

物を得るために人は働き、その物を売るために故意に長く使える物を作らなかったり売らなかったりするわけです。そういった社会を人間は欲のために作り出したのです。

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

ムヒカ大統領がエピクレオ、セネカやアイマラ民族が言った言葉を引用したものです。今あるもの(幸せ)を幸せと感じられないことこそ貧しいことだということですね。

発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。

最後に言うこの言葉はハッとさせられます。科学は進歩しているのに、社会は発展しているはずなのに、それは私たちの幸福度と必ずしも一致していないのかもしれません。

日々の中で求めることばかりしてはいませんか?もっと広い家が欲しい、もっとお金が欲しい、もっと美味しい物を食べたい。人間の欲望は無限です。もちろん欲しい物をモチベーションにして頑張れたり、目標のために努力や計画をしたりすることは良い面もあります。それは人生を豊かにしてくれるかもしれません。

しかしそれは本当に自分を幸せにしてくれるか、必要なものか、一度立ち止まって考えてみることが本当に自分が幸せだと感じられることを見つけるきっかけになるでしょう。

自分にとっての幸せとは

・家族や友達、恋人などの大切な人がいることそれ自体

・大切な人と過ごす時間

・やりたいことがあってそれができること

・毎日ご飯を食べられること

・暖かい布団の中で眠れること

・極度にお金の心配をしないこと

・心も体も健康であること

・自分だけの空間があること

・自分のペースを保てること

私にとって幸せとは、大切な人がいて、自分の人生を楽しみ、そして自分の身の丈にあった心地よい生活を送ることが1番の幸せかもしれません。

いかがでしたでしょうか?皆さんも日々の忙しさで忘れている自分にとっての幸せを見つめ直してみてはどうでしょうか。


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