瑠桜のその後。
日曜日、月曜日と吐いてしまい、ご飯を食べなかったので、かかりつけの病院はお休みな火曜日、近所の動物病院へ連れてった。
血液検査は特に異常なし。
ストレスとお腹に溜まった毛かもしれない…との事で、吐き気止めの注射と毛玉を除去するチューブを貰ってきた。
吐いて吐いて、具合悪い中の長時間の待合室での待機は、余計にストレスをかけてしまったかもしれないけれど、血液検査上は異常がないという安心を給料日前のカスッカスのお財布の中身で買えたと思えば、瑠桜には悪かったけど良かったと思う。
※その日以来、親分が朝着替えると、ベッドの下に隠れてしまうようになってしまいました…笑
吐き気も注射で収まったのか、水を少量飲み、夜を一緒にボーっと過ごした。
水曜日
朝からお留守番カメラの映る範囲に瑠桜が居ない。
ベッドの下に隠れてから何処にずっと居たのか。
生きているのか。
会社でお留守番カメラの様子が映るモニターをみながら、よからぬ事が頭によぎりつつ、込み上げてくる胃酸を飲み込みながら仕事をした。
ようやく13:10、iPhoneに動体検知の通知が来た!
どこに行ってたのよ!!
ホッとしたが、この日は何回も時計を確認してしまうほど、定時まで長く感じた。
借りている駐車場からアパートまで、久しぶりの全力疾走で死にそうになった、親分が。
帰ってから、出迎えた瑠桜が、なんだか力なく弱々しく感じ、何分抱きしめてしまったことやら。
模様替えと整理で発見した、水分補給用のチュールを発掘したので、胃がビックリしない程度に1/3本あげた。
※このチュールの味が好きじゃないらしく、翌日与えた総合栄養食のチュールを差し上げたら、このチュールは食べなくなった。
木曜日
この日も、朝は着替えるとベッドの下に隠れてしまい、だけどお留守番カメラから見える位置で、呑気に欠伸しながら寝ている姿を見ていたので安心。
ここ。
この日は猫用の回復期用のad缶(ヒルズ)が欲しくて、近所の小さいホームセンターに行ったが置いておらず、半泣きになりながら見つけた、総合栄養食のチュール。
藁にもすがる思いで買った。
液体なら胃に負担は少ないだろう…それに液体なら多少水分はあるはず。
少しでもカロリーが取れて、活動できるようになったら…。
そんな思いで買ったチュール。
チュールは子猫の時2本と、毛玉がいた頃に2本くらい食べたことあるから、きっと目新しいものではないから大丈夫かな…。
その後の様子がこちら。
体重が400g落ちていた事にチビりながらも、チュールを食べてくれて少し元気が出たのか、久しぶりの"遊ぼう"のお声かけをして頂けた。
嬉しくて、遊んだ。(控えめに)
遊んだ結果、個人的に本当に嬉しかった事が起きた。
金曜日
親分、笑えないくらい寝坊。
しかし、この調子ならごはんを食べてくれるかもしれない。
そう思い、自動給餌器の中身を全部だし、先日届いた未開封のニュートロのごはんに移し替え、更に従来のご飯(ロイヤルカナン)を少し別の器に入れて置き、家を出た。
(補足)
一回ニュートロに飽きてしまって、その時に購入したロイヤルカナンを消費中でした。
食べる量は少ないけれど、それでも食べてくれてる!
安堵で今度は親分がゲロったのは、瑠桜には内緒にしている。
この夜、調子に乗った瑠桜さんは大暴走して、こんな状態で「ねぇ〜、降ろしてニャ〜?」っと寝室に居る親分に訴える程であった。
土曜日(本日)
水曜日の夜の時点で、状態が変わらなかったら、またストレスをかけてしまうのを覚悟の上で、かかりつけの病院へ駆け込もうと決意してた日。
まだまだ吐くものの、大きな声で鳴き、遊ぶ催促もしてくる、おしっこも書いてないけどちゃんと出てる、そんな今日です。
現在の瑠桜氏
今日の吐瀉物の内容を見ると、毛が溜まっている可能性はやはりあったと思った。
ストレスと季節の変わり目が重なり合ってしまって、5日間にも及んだ嘔吐。
あとは嘔吐が完全に止まり(毛を出したいなら出してもらった方が良いが)、ごはんの量が通常に戻り、トイレに立派なブツをして「すみませんけども…」っと声をかけられるまでは、復活とは呼べないかもしれないが、本当にホッとした。
猫と暮らした事はある。
だけどそれは一昔前の事であり、猫初心者のような親分。
ましてや、まだ1年と4ヶ月しか一緒に暮らしておらず、その間健康優良児だったもので、体調を崩す事例が無かった。
無かったが為に、TwitterやLINEでワンワン騒ぎ立て、不安で不安で胃が胃酸で溶けてしまいそうな日々でしたが、事例が出来たことに関しては良い経験だったと思う。
なぜここに書いたか、それはただ単純に日記帳として活用してるのと、Twitterのみなさんにも有難い事に沢山の心配の言葉を頂いたので、読んでも読まなくてもいい経過報告をしたいが、あんな文字数じゃ足りないからということと、もし今後猫を初めて暮らす方、久しぶりに猫と暮らす方に対しての、ひとつの経験談として役に立てるかもしれないと思った。
今回の事をまとめると、
・模様替えは大変ストレス
・健康優良児でも季節の変わり目は気をつけて
・体内に溜まった毛を体外に放出するのが下手な子もいる
・猫は吐く生き物だけど、どうにもおかしいと感じたら、ストレスかけるのを承知の上で、動物病院へ連れていこう
・チュールは凄い(これは参考にしてはいけないかもしれない)
この5点である。
もしTwitterをやっているのなら、猫飼いさん、または犬飼いさんに相談するもよし。
個体個体で、当然ながら全く違うだろうが、参考事例として得るものもたくさんあったし、何よりも支えになりました。
今回も、たくさん支えてもらった。
Twitterのみんなには本当に感謝しています。
私も誰かが不安な時に、寄り添えるみんなのような人になりたい、そう思う。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。