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成果を決めるモチベーションと心の薪

リーダーの存在意義は人的リソースの活用によって組織の成果を最大化することだ。
そこで重要なことの一つにメンバーの動機付け(モチベーションの設定)が挙げられる。

人間は心で動く。何をやるにも動機(モチベーション)が無ければ始まらない。
ひと昔のおじさんにこの話は伝わらないことが多いのだが、モチベーションは限りあるリソースである。
無限に湧いて出てくる類のものではない。
私はモチベーションを火と薪に例えて表現するようにしている。

モチベーションとは心の火だ。
燃え尽きてしまうと動けない。
火が燃えるためには薪が必要だ。
火を燃やすために効率的な薪の種類は人によって異なっている。
ある人は”お金”を薪としている。ある人は”成長”を薪としている。
ある人は”やりがい”を薪にしているかもしれないし、ある人は”名誉”を薪にしているかもしれない。
リーダーはその人がどんな薪で心の火を燃やしているかをよく観察したほうがいい。

リーダーの仕事は適切な目標を与え(焦点と方向性)、チームのメンバーがそこに向かっていけるように適切な心の薪をくべること。
メンバーが絶やすことなく心の火を燃やせるように、メンバーを支援するようにしよう。

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