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米ISM非製造業景況指数、予想外に上昇-業況指数が急激な伸び

11月の非製造業(サービス業)景況感指数が発表になった。56.5と10月の54.4から拡大した。
注目は、事業活動指数(事業活動の変化の方向とスピード)が大きく拡大した。輸入も大きく拡大。一方で、輸出が縮小。価格指数は高止まり。

これを受けて、金利上昇、ドル高、株安が起きている。今回はいってこいはなさそうだ。

製造業指数はグローバル経済軟化の影響も受けていそうだが、非製造業指数は国内の雇用堅調(賃上げなど)を反映しているようだ。やはり、さらに国内経済・需要を抑えないと、インフレ抑制は難しいようだ。

製造業の価格指数は商品(エネルギーや工業原材料など)の価格が下落していることを反映しているが、非製造業の価格指数は堅調な消費を反映しているようだ。

総合指数は56.5だが、事業活動の方向とスピードは堅調だ。

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