356 FX必須情報#029 為替相場と金利差米金利低下局面は一服か?
ここまでの為替相場を動かすメインの要素は
FRBが利上げをpauseしたときから始まる①米景気減速懸念、②来年早い時期からの利下げ期待 による米国の長短金利差のマイナス幅の再拡大。
これにより米長期金利は低下⇒ドル安が起きた。
一方で、欧州のリセション懸念が出たことで、ユーロ側も弱含んでいる。
但し、米FF金利(実効レートで5.33%)が据え置かれ、米景気が後退までいかなければ、長短期利差は-1.2%程度まで、すなわち、米10年金利は4.13%までの低下に留まるだろう。(今