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「10年・20年先にも続く自信を育てる」元生徒・現講師の先輩インタビュー 大西杜人先生編

KECグループでは、教育コンセプトとして「10年・20年先にも続く自信を育てる」という言葉をかかげています。それは子どもたちにとってかけがえのない成功体験をしていただくこと。KECの教室で先生や仲間と、日々の学びやさまざまなイベントから、たくさんの成功体験を得てもらいたいと考えています。そして、その成功体験が大人になった後も「あの時あれだけ頑張れたのだから」と、困難なことにも前向きに強い自信を持って立ち向かえる姿勢へ繋がっていくと考えています。

この記事では、KECで生徒として皆さんと同じく頑張っていた先輩たちに取材を行いました。また今回の先輩たちは現在KECで講師として大活躍をされています。KECでの経験を、次の世代へ伝えていこうと奮闘される先輩二人の話です。ぜひご一読ください。


インタビューに答えてくださった
高谷紗依先生(左)と大西杜人先生(右)

高谷紗依先生のインタビューはこちらから!
<高谷先生インタビュー記事>



生徒時代について

生徒時代の
高谷紗依先生(左)と大西杜人先生(右)

KECにはいつから入塾されましたか?

小学4年生の時に中学受験を志し、入塾しました。

入塾当時、ご自身は勉強に対する姿勢はいかがでしたか?入塾時から意気込んでいました?

当時は受験というものが、私自身幼かったということもあり、あまり理解していなかったと思います。ただ、友達と一緒に通っていたので塾に行くことを楽しんでいっており、受験勉強に対して本腰を入れて勉強できていなかったと思います。


KECに通塾する中で、どのように気持ちが変化したのでしょう?

小6で受験生となり、周りが本腰入れて勉強していく姿をみて、少しずつ客観的に自分の立ち位置が分かるようになってきました。秋くらいに自分のできなさに気づき、自分でも本気で勉強しないといけないと思うようになりました。(今の自分から見るとそれでもまだまだ甘い部分はあったと思います💦)


KEC八訓・志学館八訓で、一番好きなのは?

八訓は、子どもたちだけでなく、大人にとっても大切なことが書かれていると思います。どれかひとつでも欠けてはいけないものであると思いますが、特に私自身が大切にしているものは「限界は設けない!自分は絶対できるんだと強く信じて取り組むこと。」です。私のこれまでの経験上、限界とは単に自分自身が限界だと思い込んだものに過ぎないと思います。中学受験時代、自分は勉強などできっこないと思い込んでいました。しかし中学受験で正しい学習の仕方を学び、正しい努力の仕方を身につけていく中で、自ずと成績も向上しました。出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかの違いであると思いました。


生徒時代の思い出は?

2つあります。1つは、中学2年生の時の夏期勉強合宿(※現在は受験強化特訓)です。小学生の時、中学受験で思うような結果が出せず、自分は勉強が出来ないのかなと思い込んでいました。しかしその結果がとても悔しく、そんな自分を変えたいと覚悟を決め、中学生になり様々な努力をして、夏期勉強合宿のリアル入試に挑みました。そして、全教科総合1位という結果を得ることが出来ました。その時に痛感したのが、限界は設けるべきではないということでした。中学受験で思うような結果が出せなかった自分がリアル入試で総合1位になることなど、誰も想像していなかったかもしれません。しかし私は1位になりたいと思い、とにかく挑みました。その経験で、自分は絶対にできるんだと強く信じて取り組むことの重要性を学びました。

2つ目は、中学3年生の併願私学の受験が終わってからの懇談です。中学3年間、第1志望であった奈良県立奈良高等学校(以下、奈良高校)の合格に向けて全力で勉強をしていましたが、併願としていた私立に落ちてしまい、このまま奈良高校に出願するのは厳しい空気が漂いはじめました。私は、自分が取ってきた内申点や公立模試等の結果をふまえ、かならず合格できるという自信はありましたが、両親が非常に心配をして急遽、当時の教室長と私、両親の四者懇談が行なわれました。その時に志望校を下げる選択肢も出てきたのですが、当時の自分は「奈良高校へ行くために3年間勉強して来たんや。何がなんでも受かってやる。」と一言、泣きながら伝え、すぐ自習室に戻ったことを覚えています。

今、講師の立場となったことでより一層、当時の自分は相当厳しい戦いだったと感じていますが、最後の最後まで諦めずにやりきり、合格を勝ち取れたからこそ、今の自分があるのだと思っています。


先生から言われた言葉で覚えていることはありますか?

言葉というとむずかしいのですが、KECで過ごした中での授業や多くのイベントごとのたびに伝えられてきた先生の言葉や経験が、今の自分の血と成り、肉と成り、自分となっていると感じています。こんな私を受け入れて、尊重してくださった当時の先生たちには感謝しかないです。




講師時代について

なぜKECで「教える側」になろうと思ったのですか?

教育というものは将来の社会を創っていく仕事であると思います。私は教育者として子どもたちが将来、いかなる壁が立ちはだかったとしても、自らの力で乗り越えることができる自信を身につけてもらいたいと思っています。そして、この自分自身の教育に対する想いをカタチにできるのはKECしかないと思いましたので働くことを決意しました。

子どもたちには、これから先の様々な局面において、多くの壁が立ちはだかるでしょう。その「壁」というものは、きっとなりたい自分という「理想」と「現実の自分」との差であると思います。その壁を乗り越えようと挑戦する様々な経験の中で、強い自信は形成されるのではないかと思います。

例えば、受験という壁を乗り越えるために、志望校から逆算してどのように勉強を進めたらよいのか計画的に実行する力であったり、目標を達成する中において支えてくれている周囲の人への感謝の気持ちを持つことの重要性、最後の最後まであきらめずに闘い続けるたくましい心であったり、KECでは将来へ通じる本物の自信、「成功体験」を身につけてもらうため様々な指導を行っています。


今後の夢は?目標はありますか?

教材開発の仕事に携わりたいと思っております。自ら考え行動することが出来る力を養えるような教材の開発をしていきたいです。また、その教材を全国へ展開していきたいという夢を抱いています。


「KECで学ぶこと」とは?

将来にも通じる本物の自信を身につけることと考えています。子どもたちが将来、いかなる壁に立ちはだかったとしても自らの力で乗り越えることができる本物の自信、そしてなりたい自分になるため、いくつになっても挑戦し続けるたくましい精神を育んでもらいたいと思っております。


最後に、読者へ一言お願いします。

受験合格や様々な試験、テストの目標達成など一つ一つの壁を乗り越えようと努力する過程で人は壁の乗り越え方を学びます。なりたい自分になるため、壁をどのように乗り越えたら良いのか、KECではその術を学んでいきます。その術こそ、10年先・20年先にも続く自信であると思います。KECを巣立ったその先の長い人生も、自分の夢に向かって全力で歩むことができる人であってもらえたら嬉しいです。

大西杜人先生
小学4年生のときに入塾。現在はKECゼミナールとプロクラで講師として活躍中。



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