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生徒から講師へ 人生を変えてくれた教室

中学3年生の時、高校受験に本腰を入れるため、KEC個別に入塾をした安原さん。そこから高校進学後も教室に通い続け、生徒から講師にまでなってくれました。生徒時代から授業だけでなく、自習もがんばってめきめき力をつけて第一志望合格を果たすなど、目標に対して真摯に向き合う姿が周りから評判高く、今回お話を伺ってきました。

<インタビュー>
KEC個別 郡山教室講師 安原雅弘さん
大阪教育大学 在籍中


教室長と安原さん

KEC個別を選んだ理由

奈良県で有名なので入塾前から名称は知っていて、信頼性はありそうかなと思ったことと、家から近かったのも理由の一つです。実は「塾」というものに対して入塾前はあまり良いイメージを持っておらず、ガチガチに先生の言うことで固められて、ミスしたら怒られたり、そんなところだと思っていました。ですがKEC個別に来てみたら、社員さんも講師もみんな凄くフレンドリーで、親身に寄り添ってくれたんですね。同じ中学校の同級生も多く通っていたので、みんなで楽しく切磋琢磨していける環境だったことが大きかったです。

本音が話せる場所

KEC個別は、良い意味で先生と生徒との距離が近い分「行きたい」と思える塾でした。勉強のことももちろん話しますが、家族以外にも、家や学校での出来事なども親身に聞いてくれる場所に教室がなっていて、居心地の良さを感じていました。そういう場所になっていたからこそ勉強も続けられたと思います。



憧れのお父さん

父が教師でして、父のような教師になりたいというのが中学生の頃からの夢なんです。父は休みの日でも、祖父の家の畑仕事を手伝ったり、母方の実家の仕事を手伝ったり、学校でもたくさんの人たちの為に働いていて、人の為に行動する人なんです。そういう父に僕もついていって手伝いをしたり、父の勤める学校の文化祭に参加させてもらって、父の働く姿を見たり、父の教え子の方が営む美容室で、父の良い話を聞いたり、年賀状もすごい量届いていたりと、とにかく人望があるようで、人のことを考えて行動できる父が、僕にとって一番尊敬できる身近な人でした。そんな父をずっと見ていたら自然と教師を目指していました。


併願せず、一直線に第一志望へ

僕の中で夢が決まっていて、その為に必要なのが第一志望の大阪教育大学でした。なので併願の考えは当時なかったです。例えば第一志望に落ちたとして、その「併願校に行きたいか?」と自分で考えた時に「とりあえず行こうか」という気持ちにならなかったんです。どうせ受かっても進学しないなら第一志望一本で、自分が行きたい大学へ行こうと気持ちを固めて勉強を頑張りました。もちろん僕一人では難しかったことなので、家族や塾など周りの助けがあってこそでした。本当に感謝しかありません。

特に両親からずっと「受験が終わっても、終わりじゃない」と言われてきていて、高1の時に第一志望も決めていたので、高校受験後に油断せず燃え尽きず、勉強を続けられたことが大きかったと思います。勉強ができる気持ちと場所を、両親と塾で持てていたので、今の僕があるのは周りの人達のお陰です。



そして生徒からKEC個別の講師に

大学受験後に、教室の社員さんから講師のお誘いをいただき、通い慣れている教室に、少しでも恩を返したくて講師になることを受けました。ただ、やっぱり教えられる立場と教える立場は全然違うので、自分が理解していることをどう教えればよいか、どうすれば生徒に伝わるのか、教え方にすごく苦労をしました。日常生活で目にした問題にとにかく「これならこう教えよう」と頭の中でイメージをずっと持つようにして、実際に教えるタイミングで実践してみて、生徒の理解が深まらなかったら「次はこう教えてみよう」と、とにかくトライアンドエラーで改善を重ねていっています。


授業担当から外れた苦い思い出

僕の実力不足で招いたのですが、生徒のことをしっかり見てあげられず担当から外れた経験があります。受験に対して現実をしっかり見ながらストイックに励んでいる生徒でした。その生徒に対して僕はリラックスさせてあげられればと、ポジティブな夢をベースにアプローチをしていたのですが、その生徒にとっては「夢みがちな講師」と捉えられてしまいました。そのことから生徒の考えをきちんと理解しようとせず、自分の考えを押しつける形になっていたことに気がつき、改善を重ねていきました。その生徒からは残念ながら担当を外れてしまいましたが、今、担当している生徒たちの成績は上がってきており、自習時に質問に来てくれるなど頼ってもらえるようになっています。



家と塾の共通点

昔から父に「感謝を大切にしなさい」と教わってきました。家族に買ってもらったものや、自分と関わってくれる友人など、周りへの感謝を忘れずにいることを毎日意識しながら生きてきた感覚があります。KEC個別も「人間大事の教育」と言う理念があって、人に対して凄く寄り添うイメージがあります。KEC個別が僕に合ったのは、そういう点かなと思っています。授業担当を外れた際も、同期の講師たちから励ましの言葉をもらったり、周りに助けられて今になっているので、塾に対しても、KECの方々に対しても感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます。


将来、どんな教師になりたい?

やっぱり生徒に親しみを持ってもらえる教師になりたいです。誰にも言えない悩みなど、生徒たちには色々あると思うのですが、そういう部分も出しやすい環境や空気感を、教師として作っていってあげるべきだと思うので、生徒たちが頼りやすい教師になりたいです。また、僕はKEC個別に通って「勉強は楽しい」と思えたので、授業を淡々とこなす教師ではなく、勉強の楽しさを伝えていければと思います。




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