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山コンに参加してきましたレポ

どうも、けいしです。

突然ですが、山コンなるものに参加してきましたのでその記録と感想をここに残したいと思います。


ところで「山コン」ってなんぞ?

山コンとは、出会い系イベントの所謂「街コン」の山バージョン。

男女それぞれ10数名ずつが集まり、山を歩きながら交流を図り……

上手くいけば仲良くなって連絡先なんかも交換できたりしちゃう。

そんな感じのイベントです。

あまり詳しくはないのですが、その開催主体はイベント会社から地方自治体まで様々だそうです。

今回僕は、その中でも特に比較的若者が多そうで、かつ気軽に参加できそうな

「NewDay」

というところの山コンに参加してきました。

ここは、登山系の他にも色々なジャンルの“コン”を開催しているようです。



どんなところに行くの?

今回は、大阪府民の森 ほしだ園地というハイキングコースのある自然公園が会場でした。

参加者の中にたまたま、普段からハイクをされているという女性がいまして、スマートウォッチでこの日歩いた距離を計測していたと言うので教えて頂いたところ、およそ10km程度のハイクだったそうです。

ちなみにNewDayのホームページ上では

「ハイキングコースは緩やかな道が多く、初心者向けのコースとなります」

との記載があり、実際に歩いてみるとのんびりとしたお散歩のようなハイキングでしたね。

とはいえ、普段から山に行かない方たちにはそこそこ良い運動になっていたようで、帰る頃には「膝が痛い」「こんなに歩いたのは学生の時以来で久しぶり」なんて声も聞こえてきました。


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めちゃくちゃ良い天気で普通にハイクが楽しい。


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こんな感じで20~30代の若者がハイキングコースに集まる様子はなかなか見られませんよね。


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見た目以上に良く揺れる吊り橋を歩きます。吊り橋効果でも狙ってるんでしょうか?笑


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そこそこ高さのある吊り橋です。


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展望台。こういうところで女性に「写真を撮りましょうか?」と声を掛けている男性がいて、「なるほど!」と思いました笑



で、気になる内容は?

最寄り駅に集合し、13時に出発。

道中は男女でペアになって話せるよう2列になって歩きます。

総勢40名の大所帯(男女それぞれ20名ずつ)なので、2列になって歩いてもかなりの長さの列になりました。

子どもの頃の遠足とかを思い出しますね。

今回の参加費は、男性が3,800円に女性が1,900円。

この価格設定は、一般的な街コンや婚活パーティーと比べると男性に優しくなっているな~と感じます。

集金が終わると、主催者サイドから「それぞれお隣の方と話しながら歩いてきてください」と伝えられ、早速スタート。

その後は、歩きながら10~15分おきくらいにペアを交代させられながら進んでいきます。

街コンや婚活パーティーでよくある「プロフィールカード」みたいなものはないので、自然と男性陣が「今日はどちらか来たんですか?」と話しかけるところから会話がスタートするのがなんだか面白かったです。

ここで奇をてらった声の掛け方ができると女性に印象を残せるのかもしれません。

ちなみに僕も無難に「今日は、どちらから?」の声掛けで一貫してしまいました笑

そんなこんなで3時間半ほど歩いて時刻は16時半。

駅まで帰ってくると、主催者から一言

「ではこの後、連絡先交換の時間になります。ご自由に連絡先を交換して頂いて、そのまま今日はこれで解散となります」

それだけ言って立ち去る主催者。

「――えっ、それだけ?これで終わり?」

終始、ぬるっとしたイベント主催者でした笑



どんな人が来るの?

今回、僕は割とガチに山に行く装備で行きました。

と言っても、普通の登山者とはまた違い、ULハイカーみたいなスタイルでしたが笑

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Zpacksの透け透けDCFバックパックに、上下アクシーズクインというマニアックなスタイルで臨みました。


で、他の参加者はというと…

ほぼ全員、登山なんてしたことないような人たちでした。

これは別にバカにしてるわけでもなんでもなく、見たまま聞いたままの感想なんですが、

服装は普通に街中を歩いていても違和感はなく、そのまま三宮辺りにに飲みに行けそうな感じ笑。

なんなら鞄もバックパックでなくトートバッグを肩に掛けている方もチラホラ(男女ともに)。

女性の中には膝下まである丈の長いスカートで来ている方もいました(案の定、途中で転んでしまっていました)。

まあ逆に言うと、そんな装備の初心者でも行こうと思えば歩けてしまう易しいコースだったというだけなんですけどね。

イベントのサイトにも、初心者向けと書いてありましたし。

とはいえ周りが男女ともに皆さんそんな感じなので、僕のUL凌スタイルは浮いて浮いてしょうがない……

おかげで山の話に興味を持ってくれる女性には僕の普段の経験や当日の服装は良いネタになったんですが、

その手の話に興味のない女性とペアになった時は話が弾まなさすぎて気まずかったですね笑
(登山には全く興味がないと言い切っていた彼女はなぜ来たのだろう…)

ちなみに今回の参加者の中では男性はおそらく僕一人、女性も一人だけ、山に普段から登る方がいましたね(男女それぞれ20人ずつの大所帯だったんですがね)。

その方はコロンビアのハイカットシューズにコロンビアの山スカート、上は白のパーカーを羽織り、いかにも「山ガール」といった装いでとても可愛らしかったです(同じ山装備でも僕のとは華やかさが違いますね)。

また、今回の会場は大阪だったんですが、参加者は京都や奈良、兵庫など関西の色々なところから集まっている感じでした。
(なぜか神戸から来ている人が僕を含めて結構な人数いました)



結果、どうだったの?

で、気になるのは参加してみた結果がどうだったのか…ですよね。

結論から言うと、数人の女性と連絡先を交換することは全く問題なくできました。

まあ今回は「最後にカップルを作らされるタイプ」のイベントではありませんので、

単純に気になった人や話す中で仲良くなった人と「せっかくなんで交換しときましょ」というノリで交換できてしまう感じでしたね。

この後、仲が深まるかどうかは各々で頑張ってくれ、という感じです笑

正直、そんなことより僕が参加してみて思ったのは、

普通の婚活(恋活)イベントよりはコスパ高いかも?

です。

今回、言いたくはないですが男性陣はみんな4,000円も参加費を払っているわけです。

もっと言えば、一般的な街コンや婚活パーティーなんかはもっと高額な参加費を払うわけなんですが、

それに対して1:1のコミュニケーション時間が長いです。

パーティー形式の婚活なんかだと、自己紹介を含めた1:1のトークタイムって大抵5分程度とかなんですよね。

なのでお互いに簡単な自己紹介をするだけですぐ相手が入れ替わってしまって、まともに相手の印象が残らない…なんて事態によく陥るわけなんですが、

今回の山コンでは1人あたり10~15分と長いです(その代わり全ての参加者とは話せませんでした)。

また、ただ面と向かって話をするだけでは残せないような山登り中のいろいろを思い出として残せるのはデカいと思いましたね。

あとは普通に、のんびりとしたハイクが楽しい。これに尽きます笑

せっかくの趣味コンなのでね、自分の好きなことを楽しみながら、あわよくば異性と仲良くなる…くらいの気持ちで参加できると気も楽ですし、終わってみてからもそれなりに楽しい思い出が残るのかな、と思います。


まとめ

ゆるく、コスパ良く、趣味を楽しみながら、人(異性)と出会いたい。

そんな人には、ぜひ試してみたら?と言いたくなるイベントでした。

しかしながら、山男・山女に出会いたい、登山の情報交換したい、(ゆるくない方の)登山仲間と出会いたい…という方には、ちょっとおすすめできませんね。

でも一度、経験として参加してみるのも良いかもしれません。

上手くいってもいかなくても、良い話のネタになりますよ笑

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