「民王」を読んで

民王（池井戸潤）

内容（amazon「BOOK」データベースより ）

「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?一気読み間違いなしの政治エンタメ!

雑感

　どれだけ優秀な人でも，ささいな失言やスキャンダル1つで地位を下ろされる時代。出る杭は打たれるとでもいうのか，非常に生きづらい世の中になったものである。
　それでも自分がやりたかったことは何だったか，またはこれから生涯かけて何をやっていきたいのか，その原点を見つめ直さないといけない。
　総理である父とバカ大学生の息子の２人を通して，笑いながら共感しながら読み終えた。政治であろうが企業であろうがやるべきことは1つ。自分の信念を曲げずに忘れずに働き，権力やら圧力やらに屈せずにがむしゃらにやること。この生きづらい時代を私たちが変えてやろうではないか！！