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普通の男性でいいのに、なんで結婚できないの?

納得できない…


 高望みはしない、普通の男性でいいので
 
彼が欲しい
結婚したい
 
と、思っている方が多いです。
 
なのになぜ、その思いは叶わないのでしょうか?
 
 

10年以上婚活したけれど…


25歳から10年以上婚活をしているのに
良い男性に出会えない
 
というお悩みを抱えるクライアントの理香さん
 
(仮名35歳・会社員)のエピソードをご紹介します。
  
理香さんは
高収入イケメン狙いではありませんでした。
 
 
収入も外見も身長も普通でいいし、
学歴も自分と同じくらいでいいと思っていました。
 
それなのに一向に良い出会いがありません。
 
 
私はいつも言っているのですが
 
「普通の人でいい」と言っていると、実はそんな相手はいないのです。
 
結婚できなくなります。
 
 
なぜなら
 
【すべてが普通】とは、
 
言い換えたら【マイナス要素やリスクが無い男性】となるんです。
 
 
たとえば、あるクライアントさんの言う「普通の男性」とは
 
・身長170cm
・普通体型
・塩顔(あっさりした顔)
・年収500万円
・つぶれる心配のない会社勤務または公務員
・二男以下
 
でした。
 
ひとつひとつは、まあ普通だとしても
それが全部並んでいるのをあらためて読んでみると、
 
もう、かなりハイスペックな男性像になっているのがわかります。
 
 
クライアントさん達は

「医者がいい、年収1000万円以上がいいです」
 
とは誰も言わないのです。
 
それで自分でも「ハイスぺ男性を求めている」つもりはないのですが
 
【マイナス要素やリスクが無い平均男性】を求めるというのは
 
自動的にかなりの高望みになってしまうのです。
 
 
理香さんも、そう言われてはじめて

「私って高望みだったんだ・・・」と気づいたそうです。

理香さんは続けて言いました。
 
「普通の人でいいや、と控えめに思っていたのですが、
 
20代で出会うのは同級生とか同期の男性で、
 
本当に「普通過ぎ」て恋愛や結婚の対象にならなかったんです。
 
たぶん当時は、「普通プラスα」を求めていたんだと思います。

きっとまだ若いし自信あったんですね。
 
でも結局、そのプラスαに欲が出て決め切れなかったんです。
 
 
あ、ひとりだけいました。
 
結婚相談所で歯医者さんの跡取り、という男性を紹介されたのですが
 
外見が好きなタイプではなかったので「少し考えます」と言いました。
 
けれど思い直して翌日「お見合いします」と伝えたところ
 
「ああ、あの方ね、昨日お見合いした方と真剣交際になってますね」
 
と言われ、「しまった!!」と思いました。
 
 
その後はもう、30歳を越えたし
 
プラスαなんて無くていいから「普通の男性」を探したんです。
 
でも…。
 
遅かったみたいです。
 
20代のころ普通でちょっと物足りないと思っていた男性達は、
 
30歳前後であっという間に結婚してしまっていました。
 
32~33歳位の時にあった学生時代のクラブの同窓会に行った時
 
その普通だと思って、特にときめかなかった男性は達は

みんな結婚していました。
 
しかも、もっとショックだったのが 昔よりずっとカッコよくなっていたんです。
 
私はなぜ、あの時、プラスαとか言って目を向けていなかったのだろうって、
 
悔しくて仕方ありませんでした。
 
自分の望むタイプを書いてみましたが、高望みしていたことがわかりました。
 
もう婚活では「私が思っていた普通の男性」すら、高望みなんですね。
 
自分でもどんな人を求めたらいいのか、わからなくなりました。
 
今、婚活の意味も見失い、しばらく休会しています。

一体どうすれば「いいと思える男性」に出会えますか?
 
と理香さんは話してくれました。
 
 

普通の男性なら見つかると思っていたのに…


理香さんの話してくれたこのような内容が、婚活で多くの女性が苦しむところなのです。
 
「普通の男性なら、その気になれば見つかるんじゃないか」
 
という幻想を年齢に関係なく女性はみんな、持っているようですけれど
 
「普通の男性」は、もはや「高嶺の花」なのですね…。
 
 それで、だんだんと

悲しい気持ちになって婚活やパートナーを探すことを、

あきらめてしまう女性が多いのですが
 
一度あきらめてしまうと、また再開するのに今までの何倍ものエネルギーが必要になります。
 
あきらめて、また再開するごとに 必要なエネルギーは膨大になって行きます。
 
だから今のまま、続けて欲しいと思います。
 
そして「どうすればいいと思える男性に出会えますか?」
 
の質問については、本当に今まで何百回もされてきました。
 
 
私がお伝えしたのは
 
クライアントさんたちが予想していた「理想の男性を見つける方法」ではなく、
 
 
「自分がどのようなパートナーになりたいか」
 
という視点でした。
 
これには理香さんも、過去のクライアントさん達と同じように驚きの表情を見せました。
 
 
ここでお伝えしたいのは…。
 
 
「理想の男性」(普通の男性も、理想の男性です)と

「出会えない現状」の間には、
 
「自己理解」という新たな視点が存在します。
 
 
そのため私はクライアントたちに
 
「理想のパートナーを探すのは難しい。まずは自分自身を理解することが大切」
 
とアドバイスしました。

 
これが、
 
あなたが「いいと思える男性」に出会うための初めの一歩となります。
 
理想のパートナーをノートに書きだしたりして
 
深堀してリアルに想像するのは実は逆効果なのです。
 
 
多くの恋愛婚活塾では
 
「理想や願望を書き出して知るのが大切」と伝えています。
 
 
でも、こんなにその手法が広まっているのに
 
実際に叶っている人は驚くほど少ないのです。
 
 
書けば書くほど
 
その理想はこだわりや執着を生んでしまうのです。
 
 
理想の男性像を極めていくのではなく

 
自己理解を深め、
 
【自分自身がどういったパートナーになりたいか?】
 
を明確にすることが最も大切です。
 
 
どんなパートナーがいいか、はみんな深堀をしますが
 
自分がどのようなパートナーでありたいか、ということを
 
考えたりリアルに感じたりしている人はいません。
 
 
ここに
 
「与えてもらう・してもらう」ではなく

「与える・してあげる」という視点が生まれるのです。
 
 
その視点で、はじめて
 
「普通の男性でいいのに…」という上から目線な考え方から
 
自分から差し出す愛情や奉仕について考えるようになります。
 
それこそが「謙虚」という気持ちです。
 
 
こういう捉え方が
 
「あなたがなりたいパートナー像になれる男性」に出会う秘訣となります。
 
 
理香さんは
 
「こんな人がいい。あんな人がいい。こんな生活がいい。休みには家族で旅行に行きたい」
 
みたいなことばかり考えていました。受け取ることばかり考えていました。
 

自分がどんなパートナーになりたいか
 
何を与えられて、してあげられるのか?
 
は考えたことはなかったのです。

 
自分は子供産んで好きな仕事して、旦那は応援してくれて…、
 
みたいに思っていました。
 
私何様?って自分でも思いました。
 
そんな私に「素敵な男性」なんて、都合よく来るはずありませんよね。

ちょっと目が覚めた気がします。
 
私はもともと、明るい性格なので、
 
彼や家族にいつも明るい雰囲気を提供したり落ち込んでいたら、
 
そっと癒せるようなパートナーでありたい、と思いました。
 
そんなこと、考えたことなかったのですが
 
そうすると、まだ見ない相手にも謙虚な気持ちになりました。

今までにない感覚でした」
 
 
と言ってくれました。
 
 
その後、理香さんは、ある男性と結婚します。
 
「理想の男性でも、普通プラスαの男性でもないですが
 
私はこういうパートナーになりたい、ということが実現しそうな相手なんです。
 
『普通の男性でいい』と思っていたら、出会えませんでした。ありがとうございます!」
 
と報告をしてくださいました。


まとめ


 
「いいと思う男性に出会えない」と思っていても
 
客観的に見たら自分に合う男性と出会っていることが結構あります。
 
そこに気づかず、「もっといい男性がいるはず、普通でいいんだから」と
 
相談所やアプリを変えても、たぶん同じことが続きます。

 
恋活婚活をしていると、コスパや結果ばかりに意識が行ってしまいます。
 
なんだか殺伐としてくるんですよね。

そんな殺伐モードが幸せなパートナーシップに繋がることは
 
むずかしいのです。
 
パートナーとどうありたいか、とか、

謙虚な気持ちをずっと胸に抱き続けることが大切なんです。
 
そして、なにより謙虚でいると自分が心地良いんですよね。


 
「いい男いなーい」って言っているうちは謙虚は忘れ去られているので
 
「いい男」が来ることはないかもしれません。
 

パートナーが見つからない
 
婚活が上手く行かない時って
 
今の状況に文句を言いたくなったり、自分を責めたりしてしまいます。
 
 
そのような負のエネルギーを一掃してくれるのが
 
「私なら彼にとって、こんなパートナーになりたいなあ」
 
と思う謙虚な気持ちです。
 
私もかつては、うまくいかない恋愛や婚活を周りのせいにしたり
 
自分を責めて辛かったです。

 
そんな時こそ、自分には何ができるのか、を謙虚に考えることで
 
今までとは違う視点も持つことができました。
 
より良い自分を知るための機会、と捉えることが大切なんですね。

恋愛も婚活も

すべて人生の凝縮なんですね。
 
いつも心から応援しています。


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