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保険を考える2/2~結局入った保険~

一つ前の記事「保険を考える1/2」で、保険は①貯蓄と②保障があって、保険会社に頼むのは保障で、貯蓄は自分でするのがいいのではと書きました。
前回いろいろと書きましたが結局どの保険に入ったのか記載したいと思います。

私が入った保険

前回にならない、まず①どういうことリスクに備えるかを考えてみたい。

・私が死んだ場合の家族の生活費
・私が事故・病気で働けなくなった場合の自分を含めた家族の生活費
・老後の生活費
・将来子供の教育費
※医療保険は現在の国の制度(皆保険、高額医療費等)があれば不要と考えていた

次に、これを保障でそなえるのか、貯蓄で備えるのか検討してみた。ちなみに保障は「リスク確率は低いけど個人じゃ払えない金額を保障するため、大数の法則を利用した相互補助機能」としているので、そもそも高い確率で起きそうな事象、金額がそこまでかからないものは貯蓄で対応することとした

【保険検討イメージ】

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私が入った保険(保障)は、私が死んだ場合の生命保険、働けなくなった場合の収入保障、がん保険(先進医療付き)の3つである。
がん保険に入った目的は、入院等より先進医療を目的にしており、それ以外は最低限に抑えてある。
ちなみに、年金(老後の生活費)については、Idecoと積立NISAで実施、子供の学費についても、子供用の別口座を用意し、現金と投信で運用、自分が入院した時用の金額も貯金で持っている。

最後に

具体的にこの保険がいいよ!とおすすめすることではなく、保険の考え方を伝えることが目的だったので、なんか不満が残った方も多いかもしれません。ただ、トータルで見ると保険は数百万円を払う代物ですから、自分で考えて決めることが大事だと思います。
以下私なりにの、保険検討時のポイントをまとめておきます。基本は自分が理解できる保険に入ることが一番大事です。

何に、いくら備えたいかを明確にする
 →私の場合は、両家とも裕福でなく支援は期待できないので、やはり自分が死ぬ、働けなくなった場合の家族のための備えはマストと思った。
・備える時期を決める
 →私の死亡保障は年齢が上がるにつれ、必要となる生活費も少なくなるため保障額は減少するようにしており、期間は60歳までとしている。
保障は時間を買う保険でもあるため、貯金がない新社会人が本来貯蓄で対応すべき医療保険に入ることはありだと思う。(ただ、ある程度貯蓄ができたら解約するものありかと思う)
貯蓄と保障は分ける
 →たとえば、60歳までに死んだら1,000万円、生きてたら200万円返金(数字は適当です。)というのような保険があるが、これは貯蓄機能と保障機能が複合的になってしまっている。なので、上記のような効果が得たい場合は、1,000万円の保障の保険、と200万円の貯蓄の保険二つと考えるべきである(しつこいが貯蓄は自分でも可)
保障内容はシンプルなものにする
 →本記事であまり触れなかったが、どのような事象が保障の対象となるのか?はシンプルな方がいい。細かいのをあれこれつけても、覚えていないと保険金支払いの請求すら忘れてしまう。何に備えたいのか?という当初の
の目的を忘れずシンプルな設計をするのがいいと思います。

前回も書きましたが、本投稿は岩瀬大輔さんの「生命保険のカラクリ」という本をかなり参考にしておりますので興味がある方はぜひご一読ください

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