見出し画像

読書好きな子に育てたい?

「読書好きな子に育てたい」ってよく聞きますが、「〇〇な子に育てたい」っていうのは親の勝手な願望であって、「親がどう育てたかろうが、子供は育ちたいように育つ」と私は思ってます。
ただ、読書好きor嫌いになるキッカケはあると思うので、サンプル数2(女1男1)ですが我が家の例をお伝えしますね。

良かった取り組み
・図書館で毎週40冊(貸し出し可能最大数)、多ジャンルの子供向けの本をテキトーに借りてきて、リビングに散らかしておく。本棚にきちんと片づけず、片づけろとも言わない。一冊読んでいる途中で他の本に変えてもOK。ゴロ寝しながら読んでても、姿勢悪いとか気にしない。

・子供が特に気に入った本があったら、同じ作者の本を図書館データベースで検索して一気に予約かごへ。あとは、作者は違っても「〇〇シリーズ」のようにシリーズ化されていたら(だいたいカバーに書いてある)、それも一気に予約かご行き。

・教科書に載っているor国語の長文問題で一部出た、などで、続きが気になるものも検索して予約。「あれって結局最後どうなったんー?」と子供に聞いて、説明してもらうのもヨシ。
ママに何かを教えるという誇らしさも味わえ、プレゼンの練習にもなるし、こちらは子供の理解力や説明力も分かる。

・まだ小さいうちは、親のオススメの本の初めの方を読み聞かせする。自分から進んで手に取らない本でも、途中まで話を聞くと続きが知りたくなるもの。途中から自分で読んで、「意外とめっちゃ面白かった」っていうことも多い。ママの勧める本は面白い!と思ってもらえると、自分が子供時代に好きだった本を勧めて、思い出や感動をシェアできる。

悪かった取り組み
・「子供のための〇〇文学全集」を買い揃えて本棚に並べ、せっかく買ったんやし順に読んでいったら、と促す。

・「読書ノート」に題名と簡単な感想を書くよう勧める…いい思い出になるかなと思ったけれど、本読んだら面倒なことが待ってる!と子供が思ってしまった。

・学校の読書感想文の宿題…一部の子を除き、むしろ読書ギライを増やしている気がする。

超リケジョの長女は小さい頃はあまり本好きではありませんでしたが、科学系の本が好き!と分かってからは、ジャンルに偏りはあるもののどんどん読むようになりました。ただ、文学作品には全く興味がなく、今でも国語は大の苦手です(笑)。

スポーツ少年の長男は、絵本時代から読書好きを発揮、ジャンル関係なく借りてきた40冊をあっという間に読んでしまい、「読むもんなくなった…」と言われることも度々。最後は最寄り図書館の児童書を全部読んでしまい、違う図書館に本を探しに行くことに…
中学受験とスポーツでハードスケジュールな現在も、移動時間やトイレ・歯磨きタイムも本を手離さず。
おかげで国語はほぼゼロ勉強でも得意科目。ただし算数は致命的に苦手(笑)。

子供達が読書好きで何より助かったのは、海外旅行。空港までの移動時間、空港での待ち時間、機内… あんたら起きてんの?っていうくらい無言で過ごしてくれるので、私も自分の読書に集中できます♪ Kindleのおかげで荷物も増えないし。「海外旅行のもう一つの楽しみは、思う存分読書できる時間があるってこと」と3人とも思ってます。
国語が得意になるとか短絡的なことではなく、「読書の喜び」が人生に存在するかどうか、それが彼らの将来に大いなる影響を及ぼすであろうことは確信しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?