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検索広告向けリマーケティングリストとは?特徴と活用方法

今回の機能は、サイト閲覧済みユーザーか否かをリスト化して検索広告に対して入札単価や広告自体 をカスタマイズする機能です。 リストアップされたユーザーのみに広告配信することができたり、広告の訴求内容を変更するなどおこなうことができます。

YouTube動画アクセスしたユーザーの行動履歴や、顧客の情報をもとに検索キャンペーンに設定するこ とで利用できます。 過去にサイトに訪れたものの購入までには至らなかったユーザーへ再度購入に導いたりできる素晴らしい機能です。

実際の活用方法を以下にご紹介します。

検索段階でユーザーをグループ分けする

例えば以下のようなケースが挙げられます。

① サイトを知らずまだ訪問したことのないユーザー

② サイトにアクセスしたことはあるが購入に至らなかったユーザー

グループ分けはさまざまです。

(1) 過去1か月の間にアクセスしたが購入しなかったユーザー

(2) 過去1週間の間にアクセスしたが購入しなかったユーザー

このようにグループ分けを行い、グループごとにリーチ方法を設定します。

まだアクセスしたことのないユーザーには「新規ユーザー向け特別セール」などの広告を作成します。

訪問済みのユーザーには、キーワードを対象とした広告を作成します。 新規顧客と既存顧客で訴求内容を変えるという戦略ですね。

関連性の高い検索キーワードの入札単価を上げる

ユーザー向けとして、検索キーワードの入札単価を引き上げることで成果の見込みが高まる強いアプローチができます。

ただし注意点として、ビックキーワードは多くの人へ配信できる反面入札単価が高いため成果につながらな いケースがあります。なるべくスモールキーワードを考え、複数のキーワードでビジネスとマッチしたユーザーに配信されるよう調整する必要があります。

(ビックキーワード:検索されるボリュームが多い。上位表示されるサイトには大企業が多いです)

おまけ

オンライン・オフライン関係なく取得した顧客データを使用して、検索を実行したユーザーと照合することで 「オーディエンスリスト」が作成されます。 実際にアップロードされるデータには、メールアドレス・住所・電話番号などの顧客データを使用します。

以下のようなメリットが考えられます。

・しばらく利用のなかった顧客への再アプローチ

・店舗での購入のみで、オンラインは使用したことのないユーザーに広告表示

・購入履歴に基づいて広告表示



対象顧客や広告内容も自由にカスタマイズできることから、今売り出したい商品に合うユーザーだけをピッ クアップして適切なタイミングにより広告表示することに役立ちます。 顧客候補の特定が自由自在なので、幅広く活用できます。 伸び悩む商品・サービスや新商品サービスなどにご検討いただければ幸いです。

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