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はじめてのPower BI、使って気づいたBIツールの3つのメリット

こんにちは!きづなPARK☆PRチームです。

今回は、BIツール初心者であるきづなPARKの一員が、初めてPower BIを使って気づいたことをご紹介したいと思います。Power BIなどのBIツールをこれから使ってみようと考えている方の参考になればと思います。

Power BIを使い始めたきっかけ

まず、Power BIを使い始めたきっかけは、中小企業経営のための情報分析プラットフォーム「きづなPARK」で構築するレポートをPower BIで作ることになったためです。
BIツールについて、それまでは無料で使える「Googleデータポータル」は利用していて、簡単にグラフが作れることや、自動でデータが更新されることに利便性を感じていました。
一方、Power BIは聞いたことはあっても触ったことはいちどもなかったので、きづなPARKで採用することが決まったのち、基本的な使い方の勉強から始めました。

※きづなPARKでのBIツールの選定やレポート開発メンバーの想いについては、「開発チーム小話②-BIツールの話」にまとめていますので、ぜひいっしょに読んでみてください。

Power BIの基本的な使い方の勉強

Power BIの基本的な使い方については、「できるPower BI データ集計・分析・可視化ノウハウが身に付く本」という初心者向けの解説本を読んで勉強しました。こちらの本では「Power BIとは」から始まり、アプリケーションのインストール方法やデータの取得方法、レポートの作成・共有方法などを把握しました。基礎的な内容が中心ですので、私のようなPower BI初心者の方の初めの一冊としておすすめです。
また、Microsoftの公式サイトにPower BIの学習コンテンツが用意されていますので、こちらで基礎的なものを中心に、一通り目を通しました。学習コンテンツは、「初級」「中級」などレベル別に分類されていますので、自分のレベルにあったものを学習することができます。

Power BIを実際に操作してみた印象

解説本をみながらアプリケーションのインストールなどを行い、準備などが整ったらいよいよレポートの作成です。とはいえ、いきなりきづなPARKで構築するレポートに着手するのはハードルが高いと考えて、まずは公式のサンプルデータでアプリケーションの操作感を試しました。
操作してみた印象としては、レポート作成画面が初心者でも感覚的に操作できるデザインになっていることと、馴染みのあるMicrosoft Excelと見た目が似ている部分もあって、思ったよりすんなりとグラフや表を作ってみることができました。
また、使い始めの頃は、実際にPower BIでレポートを作成する前に、いちどExcelでレポートの試作品を作成してから、それをPower BIで再現するという方法をとっていました。これにより、事前にメンバーからレビューをもらえたり、データの仕様を整えることができたので、結果的にPower BIでの作業がスムーズになりました。慣れないうちはExcelでの試作品作成もおすすめです。

Excelと比較したときのPower BIのメリット

その後、Excelで試作品を作りながらPower BIでいくつかレポートを作成してきました。初めのころは使い慣れているExcelのほうが集計もグラフ化しやすかったのですが、少しずつPower BIに慣れていく中で、BIツールのメリットに気付いてきました。現時点で私が感じているBIツールの主なメリットは3つです。

1. グラフや表を簡単に、感覚的に作成できる(BIツールならではの操作性)
2. 散在しているデータを一か所にまとめて可視化できる(さまざまなデータの連携)
3. データをドリルダウンする機能により、原因や仮説を深掘りできる

上記は初心者が感じた代表的なメリットですが、BIツールは奥が深いので、熟練者の方はもっとたくさんのメリットを享受しているのではないかと思います。もちろん、きづなPARKでもノウハウが豊富なシステム開発企業と連携し、BIツールのメリットを活かしたレポートの作成を進めています。

まとめ

今回はきづなPARKのレポート構築で採用しているPower BIについてご紹介しました。使い慣れているExcelと比べると、はじめは少しとっつきにくさがありましたが、実際に使っていく中でBIツールならではの、多くのメリットに気づくことができました。今後もPower BIでのレポート作りを通して、ビジネスにおけるデータ活用とその支援を進めていきたいと思います。

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