『キングスマン:ファースト・エージェント』を見てきたのよ

 本日、年内最後の映画として『キングスマン』の最新作を見に行ってきたのよ。

てっもう年明けてるじゃない。

という訳で見たのは昨日(12/31)よ。

というわけでネタバレ注意よ~


戦争映画

 内容としてはWW1を舞台とした戦争映画ってところね。
 WW1での史実とその裏で暗躍していた組織とそれに抗う英国紳士の争いを描いた作品。
 歴史上のあんな人もこんな人も裏ではお仲間である組織が操る人でしたって話。

感想

 見てきた感想としては面白かった!ってところね。
 少なくともDUNEやマトリックスのように眠くなるような映画ではなかった。
 戦争を描いた映画だから暗い雰囲気が流れているけれど、スパイのトンデモアクションで面白になってるから、「暗い映画は嫌いなんだよなぁ」って人にもオススメ。

 お屋敷が出てきた時は、「あ、爆破されたとこじゃん」って思ったけど、実際どうなんだろうか?
 
 マーリン役の人はポリコレ用の黒人なんだろうけど、英国紳士じゃなくてその従者として出てくるのがポイント高い。
 史実で黒人の従者が居たかは知らないけど、英国紳士に黒人がいるよりはリアリティがあるのでこれは良かった。

 不満があるとしたらCGが日本の糞映画かよって思うところがあったところ。

 基本的にハリウッドらしい綺麗なCGなのだけど、手を抜いてるのか技術力が落ちたのか知らないけど、最近の大作映画ってCGじゃんてすぐにわかっちゃう映画が多いのよね。

 で、今作でも微妙なところがあって、見た人は分かると思うのだけど、お船のシーンと崖のシーン。

 お船のシーンは多分実写のお船とCGの波を合成してると思うのだけど、お船と波の動きが微妙に合ってない気がする。まあ、水の表現ってむつかしいって言うし仕方ないか。

 崖のシーンは最近の映画でよく見るやつ。
 遠近法が微妙というか役者と背景のピントの違いが微妙というかで、お前そこにいないじゃんって思っちゃうやつ。
 マーベル映画でよく見るやつね。
 一番良いシーンだからスゲーもったいない。

 という訳で5点満点で4.5点ってところかね。


ネタバレ注意はもう書いたのでバンバンネタバレするわよ。

 大まかな感想は書いたからここからは細かいところを書いていこうと思うわ。

サラエボ事件

 まず出てくるのがサラエボ事件。
 サラエボ事件ってえと

サラエボ事件(サラエボじけん、サラエヴォ事件サライェヴォ事件)は、1914年6月28日オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者[注釈 1]であるオーストリア大公フランツ・フェルディナントと妻のゾフィー・ホテクが、サラエボ(当時オーストリア領、現ボスニア・ヘルツェゴビナ領)を訪問中、ボスニア系セルビア人ボスニア語版)の青年ガヴリロ・プリンツィプによって暗殺された事件[4]。この事件をきっかけとしてオーストリア=ハンガリー帝国セルビア王国最後通牒を突きつけ、第一次世界大戦の勃発につながった[5]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 てな事件よ。

 オイラはここでコイツが今回の主人公なんだなと思ったんだけどなぁ。
 ポスター見たら違うってのはすぐにわかるんだけどね。
 
 まあ、この青年も組織の構成員でしたって話。
 正直世界史の知識は流れは分かるくらいなので、最初はこれがサラエボ事件だとは気が付かなかった。というか、この時点では歴史的事実を意識して観てなかったので、あとから気が付いたというかなんというか。
 詳しい人だったら登場人物の名前とか会話からすぐにサラエボ事件のことなんだってわかったのかもしれないけどね。

ラスプーチン

 ソ連の怪僧ね。
 ラスプーチンは姿がまんまラスプーチンなので知ったる人ならすぐにわかるよね。
 
 史実ではただのスピリチュアル変態オジサンなんだけど、コイツも組織の人間てわけ。
 
 コイツのバトルコサックを見た時に「ああ、キングスマンが始まった」って思ったよね。

 個人的に1より2の方が面白いと思っているのだけど、その理由が国によって戦法が違うってのがカッコいいと思うから。
 紳士的に偽装した武具を用いるキングスマンと、超アメリカンっぽいカウボーイ風の戦い方のステイツマンと戦法に特徴があるのが好きなわけ。
 世界観の広がりというか、この国ならこんな風に戦うんだろうなとか想像できるようになったから2の方が好きなのよ。

 で、オイラはロシアならコサックだなと思ってたのだけど、予告見た時はアガったよね。
 マジでスタイリッシュなコサックダンスだから。
 アクションが映えるからこういう国ごとの戦法みたいなのはどんどんやってほしいなぁ。

3人のいとこ

 イングランド王とドイツ皇帝とロシア皇帝がいとこってのは知ってたけど、3人とも史実でもそっくりなんだけど、映画でもスゲー似てたって話。
 こんなに似てる役者連れてくるってスゲーなって思ったけど、3人とも同じ役者だったってそれだけの話。

マタハリ

 FGOでの知識しかないけど、たぶん史実とかなり違うよね。
 確かドイツとフランスに対してやっててフランスで捕まったみたいな話だったと思うのだけど、今回の設定ではアメリカ大統領に対して色香で惑わせて、イギリス人にボコられて捕まるみたいな流れだったね。

デュポンとエリック・ヤン・ハヌッセン

 感想というか、疑問というかあいまいな話なんだけど、話の本筋に絡まなかったから見た目よく覚えてない二人の話。
 流石に最後の髭が出てくるシーンはエリック・ヤン・ハヌッセンだってわかるんだけど、エレベーターで落ちたのはデュポンだったかエリックだったかって話。
 中盤ぐらいでエリックはマタハリと組織本部に来て作戦失敗したことを報告してたのは覚えてるけど、ラストシーン手前で落ちたのはデュポンだった気がする。
 そこまででエリックの名前が出てなくてなんか眼鏡ぐらいにしか思ってなかったので、コイツさっき死ななかったっけ?ってなった。
 いや、でも左と右の話をしてたのはエリックだし、落っこちたのはエリックだよなぁ…
 となるとデュポンって誰だっけとなるのよ。
 また見れば良いだけなのだけどそこだけのために映画館に行くのもあれなんで、ディズニー+に来るのを待つか。

 まあ、次のキングスマンが現代の話に戻るかWW2の話になるか知らないけど、キングスマン3として現代の話をやるのは確定っぽいので次回作を楽しみにしてます。


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