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note creator meetup #4から学んだこと

note creator meetup #4に参加しました
ゲストは株式会社わざわざ代表の平田はる香さん、株式会社ウツワ代表のハヤカワ五味さん。

約1時間半のトークイベントは、経営者視点からの内容展開でとても刺激的でタメになるお話ばかり。
その中でも3つ気になったことを感想とともにまとめました。


「わざわざ」の名前について

わざわざは長野県東御市の山の上で、「パンと日用品」を取り扱うお店。

わざわざの意味は、
「わざわざ来る価値がある」
という意味ではなく、

「わざわざ来てくれてありがとうございます」
という意味。

感謝の気持ちがこんなにも溢れている店名って、見たことなかったから名前きいただけで行きたくなった。

わざわざのホームページや、代表の平田さんが書かれているnoteを拝見すると、とても丁寧につくられていてそれだけで平田さんのお人柄やお店の雰囲気が伝わってくる。

やっぱり入り口となる「姿勢」って大事だな、と実感。

アクティブな情報発信が、採用のミスマッチを減らす

一番印象に残ったのは採用の話。

平田さんも五味さんも、採用のツールとしてSNSや書籍を使ってアクティブに社内事情を配信している。ときには有料コンテンツにもしている、という話は驚きだった。

どんな会社なのか?なにを大切に仕事をしているのか?どんな人が働いているのか?

ということを日々公開しているのだ。
普通、会社に入って働いてみないと分からないことだけど、この情報をしっかりキャッチしてから会社面接に臨むのと臨まないのとではだいぶ違う。

なんとなくぼやーっとした「憧れのようなもの」(かつて自分もそうでした…)で会社を受けると入ったときにギャップを感じやすい。これはお互いにとっての機会損失、時間もお金も無駄になってしまうのでもったいないことだなぁと思ってた。

採用する側にとっても、会社のことわかってくれている!ということが前提にあるので、会社説明会などの形式で細かく説明しなくてもいい。

とてもいい試みだと思った。
人事として、とても勉強になった。


小売業の課題はキャッシュフロー

キャッシュフローの話もたくさん出ていた。
小売はあらかじめ在庫を積まなければいけないので(初期投資にお金がかかる)のでリスクがあるビジネスモデル。
在庫があっても、対応できる人材がいないと逆にお客さんに迷惑がかかってしまう。
でも在庫切れの状態が続くとお客さんが離れていってしまう。
そもそも「在庫を持つ」というのが小売りの問題で、売れなかったらどうしようという不安がつきまとう。

この問題はとても難しいと思った。
何パターンかトライして感覚をつかむのが大事そうだけど、
それをやり続ける企業体力がなければというところがあるので経営者の大変さがとても分かった。

***

そもそも私は今回、はじめてオフ会みたいなイベントに参加しました。
びっくりしたのは、イベント中みんなスマホやパソコンでカタカタやってること。
「お話中、スマホをいじるのは失礼なのかな」と思ってきていたのでいまはこういう時代なんだと新鮮な気持ちと、トーク内容の濃さにホクホクした気持ちで家にかえりました。

また参加してみたいな。

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