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木工作家 今池七重さんの「家で過ごす時間」

いま、陶芸家さんやうつわ屋店主、木工作家さんは「家でなにをして、なにを感じているのか?」
聞きたいし知りたい。そんな動機からはじまったプチインタビュー。経緯はこちらのnoteに書きました。

今日は木工作家、今池七重(いまいけななえ)さんのお話です。

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今池さんと私との出会いは、今から1か月前。
奈良新聞の記事でインタビューさせてもらったことがきっかけだった。

今池さんがつくる作品は角がないフォルムで、木の素朴さを生かしたやわらかな質感が魅力。

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木の温もりと今池さんの人柄が重なってあたたかさがただよう。そんな雰囲気の作品だ。

驚いたのは、彼女が扱う木材が私が想像していたものよりもはるかに大きかったということ。

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これらをみたとき、「え!でかっ!」と、私はなんども声を漏らした。

工房も広くて、

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ガラガラとシャッターがあいたとき、「広っ!すごっ!」と見たままそのままの感想を私はなんども連呼した。

今池さんは私と年代も近かったせいか、話を聞いていて親近感が湧くポイントが多かった。口数はそんなに多い方ではないけれど、ポツポツと話す行間から、考え悩みながらいまの選択にたどり着いたその足跡をくっきり感じたし、包み込むようなやさしい雰囲気が心地よくてあっという間に時間が経っていた。
そうそう、今池さんがつくった椅子。いまは我が家のダイニングで大事な存在になっている。そのことはまた別のnoteでじっくり書きますね。

そんな今池さんに「家で過ごす時間」、聞いてみたらこんなメッセージが返ってきた。

基本的に平日は子どもがいれば子どもと過ごし、保育園だと仕事してます。
土日は、主人にみてもらって仕事するか家族で過ごすわけですが、大体子ども中心の毎日ですね(^^;

木工作家らしい過ごし方ではあまりないかもですが、子どもの昼寝中に工房でおうちキャンプみたいなのしました。(流行りのチェアリング?ですかね)
シャッターあけて、キャンプイス置いて台車をテーブル代わりに…
案外良かったので天気いい日はやりたいなーって思います。
1人の時もここで休憩したりしてます。

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あとは、家の周りに結構花が咲いているので、それをこどもと散歩がてら眺めたり少し摘んで一輪挿しに生けたり。
友人にもらったミモザをドライにしてみたり…

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リビングから竹林が見えるのですが、それをよく子どもと眺めています。鳥が飛んできたり風が吹いて揺れたりと結構飽きないです。リビング西側からは夕日も綺麗に見えるので、それも癒しです。

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おやつ時間はかかせませんが、よく木の皿は使ってます(^ ^)

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そんな感じでまあまあのんびり過ごしています。
あと家での過ごし方ではないですが、天気の良い日は散歩することが多いです。工房で仕事してると運動不足になるもので。
穴場は郡山城址。桜の季節も過ぎたので人気もなくとても良いです。散策路もできていてお散歩には最適ですよ。

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今池さん…!!合格!!

まず、工房でおうちキャンプできるなんて羨ましい。
広いから開放感あるだろうし、普段仕事をする場所もこうやって使い方を変えてみると見える世界が変わってくるのかもなぁ。

散歩中に摘んだ小さな花も、木工の一輪挿しにいけると花の存在が引き立つよう。黄色や青色がよりいっそう鮮やかに見える。
家から竹林や夕日が見えるのもおだやかで良い環境だなぁ。

インタビューの時も話してくれたけど、自然が近くにあることって作品に大きな影響を与えているんだそう。自然物からインスピレーションがわいて、フッと湧き上がって作品に映し出される。そう考えると作品を通して私たちも少なからず、間接的に自然の恩恵を受けているのだし、その中でも呼吸をする木を加工してつくった「木工作品」を生活に取り入れることは、自然そのものと暮らすことなんだなと思った。

そしてそして!
木のトレーにのせられたおやつがなんともおいしそう。特にいちご大福。最高です。

五感を使って日常からこぼれる楽しみを感じること。
そんな大切なことを今池さんのあたたかいコメントから学ばせてもらいました。

ありがとう、今池さん。
色々落ち着いたらまたおいしいもの食べにいきましょうね。

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今池七重さんのインスタグラム↓


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