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ブラック企業✖︎退職のススメ

カクメイくん🙋‍♂️

今回はブラック企業について語ろうとします。

まず結論としてタイトルにもある通りブラック企業に勤めてるなら、即辞めましょう。
これはもうありきたりな通説になりつつありますが、まだまだブラック企業が多いみたいなので少しでも誰かに届けばと筆をとりました。

では早速本題に入ります。

「ブラック企業」なぜ淘汰されない?

ワタクシの中に初めてブラック企業という言葉が入ってきたのは『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』という2ちゃんねるのスレッドでした。
夢中でそのスレを読み、放心状態になったのを覚えています。
後に映画もされ一時話題になりました。

そこから、ブラック企業がなぜ生まれるのか、なぜ淘汰されないのかを考えた結果、すぐに一つの結論が出ました。その答えは非常にシンプル、単純明快、直截簡明でした。


        それは、

『ブラック企業で働いている者が
辞めないから』



「いや、そんなこと言ったってやめれないんだよ。」なんてことを言う人がいるがそんなことはない。ここで三つのタイプに別れる。

 一つ目は無知型だ。
まずそもそもブラック企業について知らない考えた事がない。今ではだいぶ認知されてきたが、それでも具体的にどんな企業のかと聞かれるといまいち分からない。このタイプならなんとかなる。ブラック企業とわかったら辞めるのカードを一番手前に持ってきて、即刻行動を起こして欲しい。

 二つ目は洗脳型だ。
「そこまでブラックじゃないよー」と言うタイプこのタイプは中々に気付かないからやっかいだ。ブラック企業側からしたら絶対必須な一流ブラック社員といえる。なぜならば、ブラック企業を存続させるにはなくてはならない存在だ。ワタクシの友人が仕事の悩みがあると言うので話を聞いたら、「昼休憩の間も仕事をしなきゃいけないんだけどさ、後輩が昼休憩とるから困ってるんだよ」といっていてこんな身近にとゾッとした。聞くところによるとずっとその風習だから変えられないという。この記事の後半に話す体験談を話したがその後どうなったかはわからない。

 三つ目は他責型だ。
家族や環境のせいにして辞めれないと主張する。これに関しては理解はできるが、本当につらいなら辞めるのカードがあるのを忘れないでほしい。あなたの消耗は家族の消耗です。


そもそも「ブラック企業」ってなんだ?

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用元:https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/sp/qa/roudousya/zenpan/q4.html


   ワタクシ的定義付けするならば

対価(時間、金銭)を奪い、不必要なストレスを与える企業がブラック企業だ。

   対価(時間、金銭)を奪う具体例

低賃金、サービス残業、長時間の労働、業務時間外の労働、有給休暇取りづらい等。


     不必要なストレスの具体例

パワハラ、セクハラ、モラハラ、不当な扱い等。

仕事をこなす上で適度なプレッシャーは必要かと思うが他人から強要されるものではないと思います。


上記のことはもちろん犯罪なので、きちんと労働者を守るルールも存在する。

・労基法:労働基準法
・労基則:労働基準法施行規則
・年少則:年少者労働基準規則
・最賃法:最低賃金法
・労契法:労働契約法
・賃確法:賃金の支払の確保等に関する法律
・安衛法:労働安全衛生

長時間労働「月の残業は45時間以内、超えるようであれば労使協定を結ぶ」という「36協定」が決まりです。
更には、「過労死ライン」というものがあり、月80時間の残業時間を超えると、従業員の命の問題にまでなってきます。

逆を言えば理不尽な仕事のもとで働き続け
ブラック企業を延命させる行為は犯罪の片棒を担いでいるようなものです。

※ちなみに、英語には「過労死」に匹敵する言葉が存在しないためかKaroshiと書いた後に「働き過ぎで死ぬこと」との説明を加えているケースが目立つ。それほど、欧米で過労死は珍しく、日本の「働きすぎ文化」が異質に映るのだ。


ブラック企業だとわかったときの選択肢

①労基署や労働組合や弁護士に相談する
②転職先探し
③退職する

なにかと大変ですし、程度にもよるでしょうが
個人的には即退職が賢明です。
相談はそこにかける時間がもったいないと思ます。
転職先見つけてから退職が理想的ですが、
そうも言ってられない
状況もありますでしょうし、
「引き継ぎしないで退職なんて」とか
「一度勤めたら何年は働かなきゃ」とか
そんなこと言うやつには代わりに
「うっせぇわ」って言ってやります。
そんなことを言う人は別に
あなたの人生の責任はとっちゃくれません。
もちろんワタクシも責任はとれません。
思考を巡らして、「ちっっがぁぁぁうううう」ってなったら辞めるが吉です。

辞めるべき理由

終身雇用も崩壊している現代社会の流れを受けブラック企業にしがみ続ける理由は、
もはやありません。
身体、精神を壊しては元も子もないです。
お金を稼ぎに行っているのに、
お金失う行為を自ら行っていては本末転倒です。
ブラック企業で勤めていては
自分の人生に向き合う時間、体力、精神力
を奪われ
なにをしてもどうせダメだと思い込み
下を向いてしまうので、
立ち止まることを選択せざるを得ない状況に
追いやられます。
なのでまずは、
前を向き一歩踏み出すことが大事なのです。
ホワイト企業に行かなくてもいいのです。
ブラック企業から抜け出すことが
大事なのです。
時間、体力、精神力を手に入れ
自分とひたすら向き合うことによって
新しい扉は必ず現れます。
    ワタクシがそうだったから。

ブラック企業の体験談

ワタクシは特にやりたいこともなく、
なんとなく学校に出ている求人先になんとなく就職したおそらく母数でいうと一番大きな枠に収まる人物なのですが、そんな中でたまたま就職した企業での体験です。


その企業では新卒研修が1週間ありました。
研修の内容は大卒3人と高卒3人のグループを組み共同生活をするといった研修でした。
別のグループだったのですが、大卒の○さんというすごく優しくネアカの人がいました。

そして、研修は終わり各県に配属が決まり、
半年ほど経ち仕事もなれたころ、
訃報は届きました。
その大卒で同期の○さんが
自殺をしたとのこと、、、
突然のことでどういうことか、
わかりませんでした。
後に過度な残業やパワハラが
あったと言うことを聞き憤りを感じた。

ワタクシがブラック企業を辞めるのを
強く勧める根底にはこの体験があるのだろう。
あんなにいい人がなんで、、
と悔しくてしょうがなかった。
ワタクシの配属した部署も残業は多く
初めての仕事だったこともあり
こんなもんなのかと思っていたけど、
より残業が嫌になった。

職場移動の際パワハラクリーチャーがいる
職場に当たってしまい、2年ほど耐えてたが、辛抱たまらなくなったので職場移動を願い出たが、「もう少し、もう少し」と粘られた。
もうダメだと思い退職をすると言い半年ほど
経ちようやく退職できた。
そのときに「もう少しと言っていたが、
実は移動させるつもりはなかった」と言われ
ガクゼンとした。
その理由はパワハラクリーチャーというのは
上司もわかっていたのだが、
その人と働くと辞めるからといったものだ。
ワタクシなら我慢して続けると思ったと
言っていた。
なぜそう思ったのか全く謎だ。
パワクリなんとかしろよ。
ワタクシは約3年パワクリと働いたが、
その後任に入った人は
1ヶ月持たなかったと聞いた。
いや、パワクリなんとかしろよ。
有給休暇も消化できず、
アルバイトをしながら就活とか
色々と大変だったが辞めて正解だった。
もっと早く辞めてもよかったと思っている。


これだけでも


この記事で伝えたかったのは
ブラック企業で勤めているなら
辞めるという選択を忘れてないで下さい
ということです。
大事なことなのでもう一度いいます
「辞める選択」
を忘れないでください。
そして、
どうか一人で
抱え込まないでください。
もしも、
悩んでいるなら
家族、友人、信頼する誰かに
頼ってください。
ありきたりな
メッセージですが
これで終えようと思います。

就活中の方
今仕事で悩んでる方
昔のなかなか辞めれなかったジブン
そして、あの時の同期○さんに
届いたら幸いです。

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