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ラスボスが高人さんで困ってます!

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たがいちちゅんたかの異世界ファンタジー!勇者ジュンタと魔王高人の長編ラブストーリー!二次創作ですが、初めての方でもわかるものを目指します!
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#二次創作小説

ラスボスが高人さんで困ってます!38

俺は唖然とベッドから外の景色を見ていた。 「な、なんで港町に居るんだ??」 さっきまで、…

ラスボスが高人さんで困ってます!37

「アッ……あ゛ぁッあっ!」 「高人さん凄い。……いい匂い。気持ちいいですか?」 ゴプッゴ…

ラスボスが高人さんで困ってます!35

風を切る音だけが耳に響く。 どれくらいの時間を飛び続けているだろうか。太陽はすっかり沈み…

ラスボスが高人さんで困ってます!32

眼下には紅葉が秋の山々を彩り賑やかす。 この地に生きる命達が、冬に向けてその身を肥やす時…

ラスボスが高人さんで困ってます!31

次の日、高人さんには部屋で休んでもらい、俺は港に仕事に行く。高人さんの学舎も今日はお休み…

ラスボスが高人さんで困ってます!30

とりあえず、2人で朝食を食べる事にし、勇者が目の前に居る事を不思議に思いながら、茶碗と箸…

ラスボスが高人さんで困ってます!29

翌日、朝起きるとチュン太の姿は無く、俺は慌てて飛び起きた。 「いた……っつ……アイツほんと手加減覚えろよ……」 昨晩は、抱き潰されるかと思う程激しく抱かれてしまった。 腰を抑えて摩りながから自分の着物を見ると、脱がされていた着物はきちんと着せられており、下半身の気持ち悪さも無かった。 チュン太が綺麗にしてくれたのだと直ぐに分かる。こういう丁寧さが、愛されているなと分かってしまい毎度顔が熱くなるのだ。 着物の隙間から、彼につけられた赤い跡が見える。それを見ると、欲情し射抜く

ラスボスが高人さんで困ってます!28

昼間、ミストルに帰る話をしてからチュン太の元気が無い。いつも通りにこにこしているかと思っ…

ラスボスが高人さんで困ってます!27

運命からは逃げられないのだろうか。 風呂で泥を落としながら俺は足元の石畳を見つめる。 ざ…

ラスボスが高人さんで困ってます!26

秋も深まり、庭の柿の木は見事な実を付け枝をしならせる。山の紅葉は自宅からでも分かるほどに…

ラスボスが高人さんで困ってます!25

眠くて眠くて仕方がない。 「……んン。」 朝日が眩しくて身じろぎすると、隣で高人さんが目を…

ラスボスが高人さんで困ってます!24

ふっと目を覚ます。光がやけに眩しい。朝? チチチッチチチッと、外で小鳥が鳴いている。 ま…

ラスボスが高人さんで困ってます!23

月が浮かぶ夏の夜。 事が全て終わり、俺を抱いたままふわりと港に降り立ったチュン太は村人の…

ラスボスが高人さんで困ってます!22

チュン太を見送った俺は、チラリとエイゼルを見る。 「……起きてんだろ?」 意地悪く話しかける俺に、エイゼルは身体を起こしてがははと豪快に笑う。 「いやーバレたか!熱すぎて起きてられんかったわ!」 俺は苦笑してエイゼルを見る。 「ったく、お前ここの頭なんだからちゃんとやれよ。ジジイになっても、こき使うって言ったろ?」 エイゼルとは150年くらいの付き合いだ。 俺は青年期から成長が止まったが、エイゼルはこうして歳をとり続けている。龍の血を飲めば不老長寿になるぞと言っても、そ