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ラスボスが高人さんで困ってます!

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たがいちちゅんたかの異世界ファンタジー!勇者ジュンタと魔王高人の長編ラブストーリー!二次創作ですが、初めての方でもわかるものを目指します!
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#BL

ラスボスが高人さんで困ってます!32

眼下には紅葉が秋の山々を彩り賑やかす。 この地に生きる命達が、冬に向けてその身を肥やす時…

ラスボスが高人さんで困ってます!31

次の日、高人さんには部屋で休んでもらい、俺は港に仕事に行く。高人さんの学舎も今日はお休み…

ラスボスが高人さんで困ってます!30

とりあえず、2人で朝食を食べる事にし、勇者が目の前に居る事を不思議に思いながら、茶碗と箸…

ラスボスが高人さんで困ってます!28

昼間、ミストルに帰る話をしてからチュン太の元気が無い。いつも通りにこにこしているかと思っ…

ラスボスが高人さんで困ってます!27

運命からは逃げられないのだろうか。 風呂で泥を落としながら俺は足元の石畳を見つめる。 ざ…

ラスボスが高人さんで困ってます!26

秋も深まり、庭の柿の木は見事な実を付け枝をしならせる。山の紅葉は自宅からでも分かるほどに…

ラスボスが高人さんで困ってます!25

眠くて眠くて仕方がない。 「……んン。」 朝日が眩しくて身じろぎすると、隣で高人さんが目を覚ます気配を感じる。 「チュン太、大丈夫か?」 俺に寄り添うように寝て、じっと見上げてくる。 その姿が可愛くて、俺はふっと笑った。 秋も深まり始めた朝のこの時間は、人肌が恋しくなるくらいには肌寒さを感じる。 彼を抱き寄せ擦り寄ると、俺はまた目を閉じた。 「高人さん……おはようございます。」 長い眠りから目が覚めて3日目の朝だ。相変わらず気怠いが、昨日よりはマシといったところだ。 「お前

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ふっと目を覚ます。光がやけに眩しい。朝? チチチッチチチッと、外で小鳥が鳴いている。 ま…

ラスボスが高人さんで困ってます!23

月が浮かぶ夏の夜。 事が全て終わり、俺を抱いたままふわりと港に降り立ったチュン太は村人の…

ラスボスが高人さんで困ってます!22

チュン太を見送った俺は、チラリとエイゼルを見る。 「……起きてんだろ?」 意地悪く話しか…

ラスボスが高人さんで困ってます!21

今日は高人さんは学舎の日だ。俺は昨日到着するはずだった商船の到着が遅れてしまい、今日は村…

ラスボスが高人さんで困ってます!20

「もう、もういいっ!いいからぁっ!!あぁっ」 布団に寝かされ着物を乱された俺は、シーツを…

ラスボスが高人さんで困ってます!18

チュン太のキスはまるで甘い砂糖水のようだ。 トロリと流れ込む唾液は、まるで媚薬のように俺…

ラスボスが高人さんで困ってます!17

陸に上がり、2人分の汚れた衣類を洗うと、次は高人さんが風の精霊と一緒に洗濯物を乾かしてくれる。 裸のまま岩の上に座り、右回り左回りとクルクルと指を回して、精霊はその動きに合わせて風を吹かせている。楽しそうな所を見ると、遊び感覚でやっているのだろうか。 2人とも裸だが最初と違って気にする様子もない。 少しでも体の触れ合いをした後は落ち込んだ気分も落ち着く。まるであの時の自分を見ているようだ。 俺は、アイテムボックスから、ズルズルと浴衣を取り出し羽織ると、高人さんにも浴衣を