待機期間

待機期間

わんこをお迎えしたら
今までケージや
ガラスケースの中にいたからと

のびのびと走らせてあげたい。

そんな優しい気持ちは
よくわかります。

でも

体の小さい子犬にとって
人間の家の広さは

とてつもなく大きく感じて

自由だ！

わ～い！

と感じるのは
一瞬のこと。

どの子も
出してあげたら直ぐに

お部屋のどこかで
おしっこをしてしまうはず。

その意味を
知ってますか？

ここは
私（僕）の家。

と匂いを残す。

でもね
それは違います。

その家は
家族である人間の家。

人間の家の中の
あなたの部屋は
ここですよ。

1番先に教えるのが
クレートトレーニング。

今日からあなたのお部屋はここですよ。

トイレはここですよ。

と教えるためにも

まずは1ヶ月
クレートの中で

待機期間を作ってあげて
欲しいのです。

ここは
私（僕）のお部屋で
生活の基本はここ。

そして
そこのお部屋から
家族の人達は
どんな暮らしをしているのか

ちゃんと覚えるまで
その中から様子を見せてあげてください。

可愛いからと
走らせたい
抱っこしたい

気持ちはよく分かります。

犬の一生を決める
子犬の時期

しかもたった数ヶ月

それをするかしないかで

その子の一生は
間違いなく変わります。

家族としてお迎えしたのなら
穏やかに暮らして

元気で長生きして欲しいもの。

それは
飼い主さんの
気持ちと心構えに

かかっているのです。

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