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体調不良という想定していない壁

やっちゃったなー。

花びらの形をした陶器に釉薬(ガラスコーティング剤)をかけ終わった後、時間がたつごとに体調が悪くなっていく。

釉薬を吸い込んだことによって、喘息が悪化したらしい。

花粉を吸い込んだくらいではなんともないのに、化学物質である釉薬となるとそうはいかないらしい。

横になって息を落ち着かせる。

小さなガラスのかけらが、空気が入る管をチクチクと刺している。なんて憎らしいのか。

思わず長いため息がでてしまった。

陶芸のことを時々記事にしているものの、遅々として進まないのは、体調不良という壁があるからだ。

喘息と陶芸。

今となってみれば、相性が悪いのは明らかなのだけど、体調不良が起こった当初は気付くことができなかった。

土が乾燥すれば粉になるし、途中にはヤスリがけをする工程もある。
粉が舞い散る作業場。作業場どころの話ではない、わたしは寝室で作業しているのだ。

空気清浄機を導入してみたものの、鼻と口にダイレクトアターック☆してくる粉塵たちは防ぎようはない。一応、机に濡らした新聞紙をひいていたが、飛び込んでくる粉塵を防ぐことはもちろんできなかったようだ。いまいましい粉たちめ。

正直にいうと、一瞬やさぐれた。


せっかくやりたいことを見つけたのに、なんだよこの仕打ちっ、て。


陶芸できないのかも、とも一瞬考えたよね。


ほんとは一瞬じゃなくて半日くらい考えた。
そして今も時々頭をよぎるけど。


でもまあ、やさぐれててもしょうがないし、陶芸やりたいし、なにか道はないかなと調べることにした。

そうするといくつか方法はあるようで、
(ドラエモン風に)
集塵機〜!
防塵ボックス〜!
が有効そうだとたどり着いた。というわけで、購入したり自作したりしたんだけど、まだ使っていない。ちゃんと作用してくれるか怖さと期待のドキドキだ。

これがダメでも、他の方法がきっとあるだろう。

最悪デザインだけ作って、それ以外の部分は作成を依頼することだってできるハズだ。

ひと通り試してから結論をだせばいいのだから。
簡単には諦めたくないのだから。

とはいえ、やさぐれちゃうけどね。

若干やさぐれているけれど、体調がある程度よくなったからアイデアも浮かぶし、今記事を書いています。

本当に体調が悪かった時は、ベッドでファラオするだけでした。

エジプトのツタンカーメンよろしく、体をベッドに横たえて「無」の時間を過ごす。眠りと覚醒のはざまを、何時間でも行ったり来たりできちゃうから暇は感じなかった。

ほんとファラオには戻りたくない。


体調不良って、想定していないっていうか想定出来ないですよね。

でも、よく読むnoterさんの記事に、以前に難病を患っていたというものがありました。その方は病気を克服されたようで、今は元気に旅をされている記事をたくさん見ます。

その方以外にも、体調不良の記事を目にすることはよくあります。

体調が悪いと、よよよって悲観的になりますが、意外に多くの人が通る道なのかなとも思います。そうすると、ちょっとだけ冷静になれたりなれなかったり。いや、なれないな!

今日はちょっとクサクサしちゃいましたが、よく寝て、美味しいものを食べて、一個ずつ解決していこうと思います。

亀の一歩で、少しずつ。少しずつ。


お読みいただき、ありがとうございます。
次の記事でお会いしましょう。

またねー!


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