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やっぱりミスマッチ

月日が経つのは早いものだ。

色々な考え方があるなかで、「時の流れは早い」これはみんなが共有できる感覚なんじゃないかな?

仕事を辞めますと宣言したのは4月。そして気がつけばもう11月。早いものじゃ〜。

宣言してから、ゆっくり一歩一歩、準備を進めてきた。今月になってようやく

「 辞めます。」

と告げるに至った。

辞める理由は、以前書いた「これ以上やりたいことがない」それは変わらない。しかし辞めるにあたって、色んな人と話をするうちに現在の職への違和感がはっきりとしてきた。

今日はそんなお話。


最近、いや少し前からかな、ジョブ型が話題になって久しい。

わたしの勤める会社もジョブ型に分類される。日本にある外資系企業だからメンバーシップ型とジョブ型のハイブリットかもしれない。ジョブ型寄りなことには違いない。

ジョブ型、メンバーシップ型とカタカナを連発していますが、簡単に説明すると、

ジョブ型:職に人を割り当てる、海外
メンバーシップ型:人に職を割り当てる、日本

こんな感じらしい。ジョブ型で働いている身としては「社内分業がしっかりされている」という感じかな。

ためしに、noteの記事作成で分業を考えてみよう。

サムネを描く人、タイトルを考える人、記事の構成を考える人、文章を書く人、と仕事を分けることができる。

ジョブ型ってこれと同じで、仕事の範囲が明確に決まっている。そして、その仕事をする人が足りなくなったら採用という形を取られている。

本筋からずれるけれど、わたしの勤めている会社はメンバーシップぽいところもある。日本企業のような新卒採用もありつつ、研修もしっかりあるので、ジョブ型といえど人を育てる環境ではある。

話を戻して、

ジョブ型。それは社内分業を進めること。

どんどん、どんどん、仕事を分割する。最適な形にする。

時には新しく作ったり、再分割したり、捨てたりもする。

そうしてできた仕事は、自然と極端なものになることが多い。

以前書いた記事で、仕事の内容を「考える、コミュニケーション、作業」の3つに分けることを試みた。これをもとに考えてみる。

例えば、10を最大として「考える=1、コミュニケーション=6、作業=3」と極端にコミュニケーションによった仕事ができたりする。ちなみに、これが今わたしのしている仕事。

わたしの理想は「考える=4、コミュニケーション=4、作業=2」。考える時間を増やそうとしたけれど、そもそも、そういう仕事ではなかったようだ。

考えることに特化した仕事もあって「考える=6、コミュニケーション=3、作業=1」といった割合で仕事をしている人もいる。

満遍なくやりたい人にとっては難しい。よく「ジョブ型はジェネラリストが育たない」というけれど、分業になっているいるので、それはそうだろうなと思う。社内転職をするのも手だけれど、そこには溝があることも多い。

分業は効率化を導く。

でも、それって楽しいのかな?

もう一度、noteの記事で考えてみる。

サムネを描く人、タイトルを考える人、記事の構成を考える人、文章を書く人。たとえば、それぞれの人から案を出してもらって、そこから選んで記事を作る。できたものは面白いのかもしれない。

でも、どうなんだろう?

作り手の楽しさ、という意味では半減しそう。

「全て自分で」とまでは思わないけれど、ある程度は自分でやりたいなと思う。この辺りが、今の仕事に感じた違和感だろう。もしかすると、分業の中で同じ仕事を繰り返すことに疲れてしまったのかもれない。


とりとめもなく書いてしまった。

書いているうちに、ジョブ型の弱点もなんとなくみえた気がする。極端な仕事が多い。そして、同じ仕事を繰り返すので飽きる。

難しいね。

「考える=4、コミュニケーション=3、作業=3」みたいな仕事を用意するとか、社内転職を推進するとかで、良い塩梅になるといいよね。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!

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