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プロジェクト学習の成果物の話


はじめに

この記事は、FUN Advent Calendar 2024 Part1 の6日目の記事です。投稿は10日になってしまいました。遅くなりすみません!
本日の記事はkCatがお送りいたします。Part2の方ではすめし先輩による「温泉駆動開発のすすめ」の記事があります。ぜひ見に行ってみてください!
自己紹介は飛ばしますが、kCatって誰やねんって人はポートフォリオサイトをご参照ください!

どんなプロジェクトに所属していたのか

私は、DLITE3という障がい者向けの支援デバイスを作ろうと言うテーマのプロジェクトに所属していました。
弊プロジェクトでは、障がいのある方々を対象にバリア(生活する上での障壁)なく過ごせる手助けをするデバイスの開発を主に行っています。
プロジェクトメンバーは全員で12人いましたが、4, 3, 3, 2人のグループに分かれて、それぞれ別々のデバイス・アプリの開発を始めました。
僕は、2人グループに所属して開発をしました。

何を作ったのか

最終発表でも流しましたが、紹介PVがあるので良ければご覧ください!

【紹介PV】

実物-正面
実物-裏面

以上が僕のグループが作った成果物です。動画でも説明はありますが、2つの機能があります。1つ目は、このデバイスでは風景を撮影すると撮影した風景に合った曲が自動で選ばれて再生される機能です。2つ目は、録音した音に応じたビジュアルアートが自動で生成される機能です。弊プロジェクトは、障がい者向けのデバイスを作ると言うテーマがあるので、視覚、聴覚に障がいがある人は対象としていますが、このデバイスの機能は障がいの有無に関わらず楽しむことが出来るため、対象者は全ての人としています。

使用技術・技術構成


技術構成

技術構成はこのようになっています。RasberryPi 内の Python から API に接続したり、RaspberryPi の GPIO から接続されたマイコン等の基板へ入出力の制御を行っています。ChatGPT API や Stabele diffusion API の間に Cloudflare Wokers で作成した API を挟んでいるのは、Python でコードを書いている際に誤って無限ループ等で連続的に API を叩いてしまった場合に、API の請求額がとんでもないことになるため、10 秒以内に連続的にリクエストが来た場合は、エラーを返すようにしています。

これからプロジェクト学習に取り組む人へ

これだけは、言っておきたい。何でもいいので一つでいいから自主開発をしよう!自主開発をすると言うことは分からないことが出たときに自分で調べて、自分で解決しなければならないと言うことです。この能力は非常に大事なのでぜひ自主開発で身に着けて欲しいです。また、大学の講義で習う程度のプログラミングでは大抵、プロジェクト学習で成果物を作れるほどの技術は身につきません。なので、プログラミングに限らず何かしら作品が作れる技術は身に着けておきたいところですね!(Webフロント, バックエンド, ゲーム, スマホアプリ, デザイン, 動画作成, etc)

チーム開発をするうえで気を付けたいこと

プロジェクト学習をしていて、いくつか気を付けた方が良いなと感じた点がいくつかあるので紹介しておきます。これさえおさえればそれなりに円滑にチーム開発はできると思います。

  1. 質問をするときは正しく質問をする

    1. 例えばエラーが出たときに「エラー出た、助けて。」。これはダメな質問です。まずは数分自分でエラーについて調べてみて、それでも分からない場合は、調べたことを踏まえて正しく質問をしましょう。例えば、「○○って言うエラーが出ていて、△△が原因らしいのだけど、□□を試しても解決しなかった。」などです。

  2. 進捗共有や質問をするときは端的に話す & 結論から言う

    1. 進捗共有などをするときは、まずは結論から言いましょう。よくある間違えとして、「○○をやってこうなって、調べてみたらこうなってこんな感じ。」です。これでは話が長すぎて、結局どこまで出来ているのか伝わりにくいです。なのでまずは、どこまで出来たのか結論を先に言いましょう。

まとめ

何はともあれ、プロジェクト学習は集まった人と頑張って完成させるしかないので、自分より圧倒的に強い人が居ようが、その逆だろうが自分がどれだけ頑張れるかです。メンバーの全員が自分が出せる最大限の力で頑張れば最大限頑張ったものができます。(それが必ずしも成功したものとは限りませんが)ですので、プロジェクト学習に備えて日々頑張りましょう!

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