肉じゃがの肉と食卓のヒーロー:豚肉の話

だいぶ前に、こんな記事を見つけた。

好きな女の子に作ってもらいたい家庭料理ランキング第一位のアイツこと肉じゃがである。読んでいてちょっとお腹すいてきたのは内緒。

ちなみに筆者は北海道出身ということらしいが、私はジンギスカンもラムしゃぶも未経験です。(聞いてない)

さて、記事の中で関東は圧倒的に牛肉派が多いと聞いた。しかし関東圏出身ながら、実家にいたころにそこまで牛肉を摂取した記憶がない。

私が中高運動部だったこともあり、疲労回復効果もあるといわれている豚肉は夕飯のレギュラーメンバーだったのだ。なので記憶が正しければ、肉じゃがも豚肉で作っていたことになる。

思い返せば我が家では牛肉は高級食材扱いだった。

レシピ本等に書かれている肉じゃがのレシピは大体が牛肉と書かれている。しかし、昔母親に牛肉食べたいと言ったら「高いからダメ」「脂っこいじゃん」と言われた記憶がある。多分母親のことなのでこの発言自体は忘れているような気がする。というか絶対忘れてる。うん、絶対そう。

「豚肉にはビタミンが豊富だから我が家は豚肉が多いのよ」と言われて育ったが、我が家では豚バラ肉は脂っこいという理由からほとんど使われていなかった。それに気づいたのは一人暮らしを始めて自炊をするようになってからである。

では何が使われていたのか。豚小間肉である。

というのも一人暮らしを始めてしばらくしたころに母親からネタばらしをされたので、それまで全く気付かなかった。
我が家の食卓のヒーローは豚小間肉である。なので我が家は豚の生姜焼きも肉じゃがも豚小間肉で作られていたのである。気づけよ私。

ちなみに現在は豚の生姜焼きも豚バラ肉で作っている。しかし肉じゃがには挑戦していない。今度やってみよー。

あと、我が母と同じように豚バラ肉が脂っこくて重いと感じている皆様、蒸せば大体大丈夫です。あとポン酢かければさっぱり食べられます。是非に。

余談だが、旦那にも聞いてみた。
「うちは豚肉だったよ。…群馬は豚肉の消費量日本一なんやで。」
ワードが強い。

今宵はそんな小噺をお送りしました。小噺と言ってますが実話です。

それではノシ

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