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事業会社の一人デザイナーからデザイン会社へ転職した理由

はじめまして、rootでプロダクトデザイナーをしているけいし(@kc_at_)です。

2024年1月にrootに入社してから、約4ヶ月が経ちました。入社してから今までやってきたことや気づいたことについてご紹介したいと思います。
ん、、もう4ヶ月?!早すぎる!rootで過ごした4ヶ月はあっという間でしたが、振り返ると濃い濃い4ヶ月でした。
今回はrootに入社するまでの経緯と実際入社してみて感じたことについて紹介したいと思います。

転職をしようと思ったきっかけ

前職ではEC関連のプロダクトを開発するスタートアップ企業に創業メンバーとしてジョインし、1人デザイナーとしてあらゆるデザイン業務に携わってきました。
転職のきっかけは大きく分けて2つあります。

1つ目は個人の成長に対する不安感です。
スタートアップの初期フェーズでは役職の範囲に限定せずとにかく何でもやることが必要とされることが多いです。例えば、僕はデザイン以外にもCSや採用等にも一部携わっていました。
一方で僕自身はデザインについてもまだまだ未熟な部分も多いなかで、「この環境で自ら成長し続けられるか」という点に漠然とした不安感が常にありました。

2つ目は会社単位での大きな区切りがあったことです。
プロダクトは何度かのピポッド・開発を経て、ユーザーの課題をある程度解決できるフェーズまで到達しましたが、マネタイズ等の観点からこのまま開発を続けることは厳しそうということになり、今までのプロダクトは再度白紙に戻しピポッドすることになりました。このことがきっかけとなり、自身のキャリアを省みるタイミングとなりました。
この決断には大きな悔しさや申し訳なさもありましたが、変化の必要性を感じたタイミングと会社単位での区切りがついたタイミングがちょうど重なったこともあり、思い切って環境を変えてみる決断をしました。

そんな中で出会った会社がrootでした。

rootってどんな会社?

root|芯を問い、成長に貢献する
rootは、事業と組織の成長を実現するデザインパートナーです。事業フェーズに合わせたデザイン支援に加えて、デザインを活用できる組織の体制構築を目指した支援を行っています。事業と組織両方の成長にコミットするために、納品型の支援ではなく、伴走型での支援が案件全体の90%を占めています。
活動内容を時間軸で2つに分けており、「デザイン実践」と「デザイン投資」があります。短期的にバリューを発揮する「デザイン実践」だけでなく、中長期的にバリューを発揮する「デザイン投資」も並行して行うことで、事業成長と連動しクライアントのデザイン活動の規模を拡大させていくことを目指しています。
▼デザイン実践とデザイン投資の詳細については、下記の記事に分かりやすくまとまっております
https://note.com/ic_root/n/n8113bccc0228

rootの選考で感じたこと

1.ビジョンマッチを重視している

色々な会社の選考を受ける中で、rootの選考は最も個人と会社のビジョンマッチを確かめているという印象が強かったです。選考を受け始めた時点では、僕自身のビジョンは明確でなかったのですが、rootの選考がきっかけでより明確に言語化をすることができました。
僕のビジョンは「相手に予想以上の価値を生み出し、世の中の人の幸福度を最大化していきたい」です。普段の生活にワクワクや新しい発見をプラスすることで、より充実感ある社会を実現したいと考えています。

ちなみにrootのビジョンはこちら

僕は前職では一人目デザイナーとしてプロダクトのデザインに取り組んでいました。事業が拡大することを想定して、組織の拡大を考えていくフェーズに差し掛かっており、そこに挑戦することへの期待感がありました。ユーザーにより寄り添ったプロダクトを作るためには、デザイン思考の考え方を社内の様々な人が活用できるようにすることが、事業の早い段階から必要だと感じていました。結果的に、前職では組織的なデザインに挑戦することなく離れることになりましたが、次の環境では組織にも目を向けたい。そう考えたときに、組織・事業規模でデザインをするというrootのビジョンに共感しました。
rootのビジョン実現に向けて活動していくことで興味のある組織・事業規模でデザインに挑戦しつつ、個人のビジョンを実現していけるのではないかと感じたことが入社の理由の一つです。

2. チャンスが多い環境を求めていた

rootでは基本的に2社のクライアント支援にアサインされることが多く、 異なるフェーズのプロダクト開発を経験することができます。スタートアップから大企業まで幅広い企業のデザイン支援に取り組むことができるのが特徴です。
また、rootはこれから自社の組織の拡大を目指し、デザイン支援の実績をよりたくさん築いていくフェーズであり、メンバーもまだ多くはありません。クライアントのデザイン支援をするプロジェクトだけでなく、自社の組織を作っていくようなプロジェクトにも平行して参画できることから、バッターボックスの数が多いです。また、rootには「変化を楽しむ」というバリューがあり、成長意欲が高いメンバーと切磋琢磨していけそうだと感じました。
そんな環境に身を置くことで、自分の可能性を広げつつスピード感をもって成長できるのではと感じ、入社を決めました。

3. メンバーと会って一緒にはたらくことに魅力を感じた

rootでの選考では選考を終える度にフィードバックも含めて熱いメッセージを頂いておりました。その点から、はたらいている人の熱量の高さや、愛情に近いものを感じ取りました。
実際面談でrootのメンバーと話してみると、リラックスした雰囲気の中で、仕事の話だけでなく興味のあることや趣味について話す機会もあり、面談中に仲良くなりはじめる程会話が弾みました。
ドライにコトにのみ向き合うのではなく、rootのバリューにもあるように「人に向き合い共創する」、という相手視点を持って自ら動くという価値観を選考を通して実感し、魅力的に思いました。
仕事をしていれば壁にぶつかることももちろんありますが、rootのメンバー達となら支え合いながら乗り越えられると感じています。

入社を迷った点

入社を決めるまでには、rootについて不安な点もいくつかありましたが面談を通して解消され、結果的にはrootではたらくことにわくわくを感じたので入社を決意しました。入社前に懸念していたことは二つあります。

デザイン会社であることへの懸念
デザイン会社は、クライアントから依頼されたことを実行するイメージがあり、本質的な課題解決に関わりにくいのでは?と考え、転職先の候補として見ていませんでした。しかしデザイナー向けのイベントで、初めてメンバーと出会った時に、「伴走期間が平均3年であり、クライアントに伴走しながら事業と組織の成長を目指している」という会社の紹介を聞いて、元々持っていたデザイン会社のイメージと異なることが分かりました。クライアントのプロダクト開発チームの一員というイメージ通りであれば、自分がやりたいと思っていた本質的な課題解決に関われるのではないかと思い、入社を決める理由の一つになりました。

デザイン会社内の横のつながり
デザイン会社は、クライアントワークをしているため、案件毎にチームが分かれており、横のつながりをどうやって作っているのかイメージがつきませんでした。実際入社してから、組織的なモメンタムが低いのではないか、という質問を他の会社の方からもらうこともあります。入社前にメンバーとイベントで会ったり、座談会を開いてもらう中で、メンバー同士のコミュニケーションを実際に見て、まず相互理解が深まっている様子が感じられました。入社前に説明は受けていましたが、実際入ってみて、案件毎の施策内容やそこで得たナレッジがSlackやNotionで共有されていたり、ビジョンの実現へ一丸となって活動していることが分かりました。案件が異なるメンバー同士でも気軽に1on1を実施していたり、月一の出社日ではみんながオフラインで集まるなど、思った以上にコミュニケーションが活発でよかったなと感じています。

入社してからやっていること

クライアントに対しての「デザイン浸透プロジェクト」とroot社内での「横断プロジェクト」を行っています。

デザイン浸透プロジェクト・・・スタートアップ企業とエンタープライズ企業のデザイン支援にてプロダクトデザイナーを担当し、要件定義からUI制作等を含め幅広い業務に携わっています。気づいたことの一例として、アジャイル/ウォーターフォールという開発手法の観点など、クライアント毎に開発プロセスが異なるという難しさも感じていますが、その分多様な視点でデザインに向き合えている実感があります。

横断プロジェクト・・・主に採用に関連する業務に携わり、自社イベントの運営や採用広報素材の作成に携わりました。自社の仲間探しの要件を知る中で、以前からデザインの相談をしていた先輩と一緒にはたらけないかと思い声をかけ、業務委託のコラボレーターとしてjoinしてもらうことができました。リスペクトしている先輩と一緒にビジョン実現に向かえるのは嬉しいことだなと感じています。

クライアント毎に異なるフェーズのプロダクト開発に携わりながら、社内のデザイン組織構築にも関われる環境は貴重だと感じております。

入社してみて感じたこと

1. コトに向かいながらもヒトに対して愛を持ってコミュニケーションをするカルチャーがある

rootには「信頼し誠実な行動をとる」というバリューがあり、「どんな時も配慮はしつつ、遠慮せず伝えよう。」という一文が含まれています。コトを進めるうえでは、正直な意見交換が必要な場面が多いですが、気分を害するような言い方をする方は一人もいません。
Slackでは下記を含む多くのスタンプが投稿毎にリアクションされており、コミュニケーションに温かさを感じます。

2.チームでデザインすることの楽しさ

前職では一人でデザインをしていましたが、現在はroot社内のナレッジを活用したりDPMやリードデザイナーと共にチームで活動をしています。フィードバックをし合うことで質が上がったり、スピーディーにコトが進んでいる実感があります。

心理的安全性が高く気軽にコミュニケーションをとることができる雰囲気なので、一人で長い時間思い悩むことも少なくなりました。

3.大きなバッターボックスに立つことは簡単じゃない

rootには、クライアントへのデザイン支援、社内横断で進めるプロジェクト含め、様々なバッターボックスがあります。僕も、自身が成長を続け新しいことに挑戦するために、バッターボックスに立ちたいと考え、この3ヶ月活動してきました。
立つバッターボックスのサイズを大きくしていくには、最初にもらったバッターボックスで挑戦し、成果と信用を積み上げることが必要だと気づきました。それは決して簡単なことではないなとも感じ、適度な厳しさがある環境である分だけ、成長できそうに感じています。

僕が入社してすぐ、チームのマネジメントに初挑戦するメンバーがいたのですが、約3ヶ月後にそのメンバーが全社のマネージャーのうちの一人を担当することになるという出来事がありました。
僕もまさにマネージャーとしてのキャリアにいずれ挑戦し、より大きなスケールでプロジェクトや組織にて価値を発揮したいと考えているので、今は自分が挑戦している領域で着実に成果と信用を積み上げることに注力し、徐々に大きなバッターボックスに立っていきたいと考えています。

rootでは共にビジョン実現できる仲間を探しています!

私たちは、「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をVisionに、様々なフェーズのクライアントの事業と組織の成長を共に実現するデザインパートナーです。

クライアントと共に事業の本質(芯)を見いだしながら、事業本来の価値をユーザーに届け、デザインの根源的な力を個から組織・事業へと広げることで、世界をより良く前進させていきたいという方!
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