BBT大学院の大前学長への依存度について

BBTの講義は大前学長の依存度が高いのではないか?という疑問についてコメントします。

結論から言うと、毎週のRTOCSと大前研一ライブについては、大前学長失くしては成立しません。このクオリティは群を抜いており、他の大学院のMBAコースと差を見出すとすると、ここが何よりも大きなものだと思います。

大前研一ライブでは、時事ネタに関して学長目線でズバズバと解説されています。また、毎週のRTOCSの回答案が、この番組の後半で提示されます。このライブは単独だと毎月1万円かかるだけあって、非常に質が高いです。これは他の大学では絶対にまねできず、マネしたとしてもそのクオリティは絶対にBBTに届かないと断言できます。

このため、大前学長への依存度の高さは否定できません。

この点については、在校生・卒業生からも「BBTはリスク管理や後継者問題についてよく触れるが、自分たちのことを棚上げにしている。」と揶揄されます。これを受け、BBT側も対策を立てて、有志の卒業生から公募を募り、大前学長に代わって、1番組3名体制で大前研一ライブと同様の番組を放映したりしています。これは、在学時には年に数回実施されていました。これは担当する人も相当気合を入れているので、クオリティはまずまずです。Nwes Picksのレベルのクオリティにはなっていると感じました。

しかし大前研一ライブは凄すぎて、これの代替は無理だろうと考えます。

大前学長がいなくなったときにはどうなるか?と考えると、RTOCSと時事ネタの解説のクオリティは落ちてしまうことは否めません。ただ、なんらかの他の大学と比較して遜色はないレベルは維持できるとは思います。

その他の講義については、合う・合わないはあると思いますが、学長依存度は高くないので、十分なクオリティを維持することはできると思います。

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