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回避

ドラマのセリフひとつから思いつくままをひたすら綴る。頭のなかに流れる文章。

冬から春になる瞬間がハッキリしないように、いつから好きなのかなんてわからない。
(ロマンスは別冊付録  ウノの台詞)


ずっと好きだったような気もするし、このままはっきりさせなくてもいいような気もするし、あなたがどう思っていようがわたしにはあまり関係ないような気もするし。とにかくまぁ、突き動かされるほどの衝動を避けて息をしている。もしも恋愛感情を含んだ好意を向けられたとして、それを軽く受け止めることはできない。かならず立ち止まる。有り難すぎて真正面から向き合えないかもしれない。有り難すぎて?おこがましくて?ツラいっておもいたくないからか。生きてるだけでツラいことあるのに、恋愛してまでツラくなったらまともにドラマも観られない。そんなの逃げ場がないじゃないか。ここ最近感情が揺さぶられるのはドラマを観てるときだけなのに、現実で揺さぶられまくったら一時停止もできないのにどうしたらいいかわからない。そもそも別々の人間同士、気持ちの大きさも重さも違う。必ずどこかで一方的になる。執着心や嫉妬心をうまく隠してあなたを誤魔化すことはできてもわたしのことは誤魔化せない。わたしの気持ちをわかってくれないという傲慢さは、優しさと視野の広さを減らしていく。大事にしたいものをずっと大事にできたらいいんだけど。そういうものに近づきすぎると何故か自分をさらけ出すなどと言って自己中心的な言葉を吐き出していたりする。思いやりをもって言葉をかわせるのはどのくらいの距離だろう。そこまでにしたい。わたしに対する優先順位は低いけど、あなたにとって負担にならない。そういう距離。だけどたまに寂しくて、わたしが負担に感じるくらいの重たい気持ちを向けられることに喜びを覚えることもある。あぁだから仕事が辞められないんだ。運営管理の難解さ、従業員の不可解さ、解決できない問題に頭をかかえる瞬間がわたしを孤独から遠ざけているのかもしれない。

なんだこれ。まぁいいか。今日もおつかれさまでした。

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