見出し画像

やってみないとわかりません

地元のミニコミ誌から3人展の取材依頼がありました。
ミニコミ誌といっても半分が写真の大判の月刊誌です。

写真がメインになる場合が多いので気を遣います。
これをどうするか重要なことなのでLINEで打ち合わせ
作品を持ち寄り1つの場面を作ることにしました。
でも簡単に無理のない場面を作ることはできません。


画像1

私のツリーハウスにドールが集まったという設定で
手前のドールが自撮りしている場面を設定しました。
ドールの位置を調整しそれらしい場面になるように
試すこと30分。なんとか撮影に間に合わせたことで
出たとこ勝負でもなんとかなるものだと思いました。😄

画像2


以前の記事で、粘土の色によって釉薬の発色が
違うということを書きました。
似たようなことを簡単にできないかと考え
素焼きにカフェカラーという釉薬を2度筆塗りし
それに釉薬をかけて焼成するという実験をしました。


画像3

カフェカラーは釉薬ですのでそこにさらに釉薬を掛けると
流れたり、上にかける釉薬が乗りにくいことがあるかも。
それを解消するためにカフェカラーを塗ってから
一度素焼きをしてみることにしました。

土台になる粘土は磁器土を使ったので色は全て白です。
釉薬見本の下がカフェカラーを塗って素焼きをしたもの
それにそれぞれの釉薬をかけています。
それを1230度で焼成した結果をお見せします。
釉薬見本の前の2本が白い粘土を使っています。


画像4

白クリスタル釉の場合、下地の水色がストレートに
出てきたので頭の中で理解しやすい組み合わせです。


画像5

乳白釉は被覆力が強いようなのでパステルカラーのように
柔らかい雰囲気を出す時に使えるかもしれません。


画像6

織部クリスタル釉は緑と緑の組み合わせだったのに
思った以上に青がより強く出てくるようです。


画像7

蕎麦志乃釉は黒にかけたのです被覆力が弱いようです。
利点としてはマットな感じに仕上げたい時に使えます。


画像8

錆青磁マット釉は思った以上に複雑な変化が出るので
下地の色を何種類か変えて試してみたくなりました。

やってみないとわからないことって楽しいですね。

   🧸   🇺🇦   🧸

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?