小さな前進ですが
コレクターさんから画像が送られてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663150160916-T6T4JGw2tH.jpg?width=800)
先日送ったコーヒーサーバーとコーヒーミルと
ランプとご自分のコレクションとの画像です。
どれも全く違和感がなく見事に収まっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663150179404-8t8wjoIPQR.jpg?width=800)
数日後、新しい画像が送られてきました。
さらに新しいミニチュアが加えられていました。
自分の気に入った作品を少しづつ加えていく
小さな前進を見ているとほっこりしてきました。
お金をかけた高額なセットも素晴らしいのですが
このようなコレクションにこそ愛情を感じます。
作家もこうした気持ちを忘れたくないものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663150235994-CydMm2jabS.jpg)
物作りには道具が重要な役目を果たします。
小さな部品を大きな道具で作るのは至難の業です
それなら小さな道具を作ればいいことです。
これまで作った道具の中で一番小さいものは
急須の注ぎ口用の指棒(今作りました)です。
慎重に削って先端を直径1mmに近づけるので
首の部分は最低でも0.7mmあたりになります。
以前、指棒は木材関係のイベントで手に入れた
オールナットの端材で作っていたのですが
樹皮に近い部分なので弱かったようなのです。
それで気がつくと先端が消えることがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663150272448-4jXdIOa5km.jpg?width=800)
折れにくくするために黒檀を使うことにしました。
強くするためまず繊維に逆らわずに割りました。
黒檀の茶色の部分は柔らかいので削り取り
硬い黒い部分だけを使う方が強いと思われます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663150337702-PRjJhoMK6W.jpg?width=800)
カッターでおおよそ削った後は
カーブに合わせて数種類のヤスリで仕上げます。
ノギスで測ってみると1.1mmと1.4mm。
![](https://assets.st-note.com/img/1663150363663-QwlD1Yc8Dz.jpg?width=800)
ここから首の部分をより細く削り出して
さらに精度を上げていかなければ
1/24の急須の注ぎ口を挽くことができません。
何にしても道具がなければ進めないんですが
これも小さな前進です。
💛 🇺🇦 💙
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