‥‥らしくらしく
お年頃になりこれまでのことを振り返ってみると、
自分らしく生きてきたような気がしています。
就職してから、ジーパンを履くと苦言を呈され
それは仕事着ではなくファッションだと言われても
仕事の内容には合っている服装であると主張し、
筋が通っていると思えば通し続けてきました。
そんな自由が許された職場でもあったのですが、
自分の喫煙で他人に迷惑をかけていたとの思いから
非喫煙者の禁煙化の要望にはバックアップに努め、
3年かけてようやく分煙にまでたどり着きましたが
先輩達にとっては嫌な奴だったかもしれません。
陶芸の部屋らしくするために思い付くものを
枯れ木も山の賑わいで、片っ端から作りました。
まずは棚の中を埋めることにしたのですが、
でき上がった作品と素焼き状態のものも必須です。
他にも釉薬と窯道具のツクや棚板も外せません。
釉薬を入れた容器を3個並べると1個の蓋が邪魔で
きれいに並べることができませんでした。
悩んだ結果、蓋を外して隣の容器の上に置き、
中の釉薬を見せるとこれが思った以上に効果的です。
ウッシシッシ、悩んでみるものですね。(笑)
そうなると釉薬で汚れた雰囲気を出してみたりと
子どものようにはしゃいでやってしまいました。
窯道具はごちゃごちゃしているので隅っこに安置。
すると大きな空間ができてしまいました。
それを埋めるのがダンボールの空き箱です。
一昨年逝った札幌の仲間への送り状が出てきたので
それを貼り付け、イベントに送るための作品が
詰まっているという設定にしました。
そして作業台には一円玉で作ったロクロを2台乗せ
素焼きに鉄絵の具で装飾している場面を表現。
鉄で薄赤く染まっている雑巾も再現してみました。
ここまで作りようやく一息つくことができました。
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