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セカンドライフ

10年ほど前にセカンドライフというアメリカ発の
仮想空間ゲームにはまったことがありました。
退職してから間も無くの時期だったこともあり、
なんともぴったりの時期だったのですが、
よくわからないままにアバターでウロウロしているだけの
おまけにも何かを成し遂げたとは言えない代物でした。

その内詰まらなくなりセカンドライフからは撤退。
もうなくなってしまったと思っていたのですが、
実はバージョンアップして生き残っていたというのです。
まさにセカンドライフ的な展開です。
興味のある方はこちらが参考になるかと思います。
https://web-hoshi.com/secondlife

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焼きあがった釉薬見本を釉薬ごとに分けました。
それを25mm角のタイルの上に固定することにしました。
前2本が白土、奥2本が赤土、中心がその中間の土色です。
中心と右側は筆塗りで、左側がズブ掛けをしています。
改めて思うのは釉薬には色々な表情があることです。

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陶芸詳しくない人もいると思うので簡単に解説すると、
白土に掛けても、赤土にかけてもあまり変わらない釉薬と
同じ釉薬なのかと思うほど違いのある釉薬があります。
主に釉薬が透明系か不透明系かの違いによるものです。

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不透明系でも赤土と白土では赤土の方が味が出ます。
陶芸をしている者にとってはたまらない味なんです。

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逆に透明系だと極端な差が出てきます。
エメラルド釉や青伊羅保釉のよう流れやすい釉薬だと
釉薬が溜まった所は強く発色するので色が強く出ます。

このように大きな差が出ることから、釉薬見本があると
すぐに確認ができてとても便利なのです。
今回焼いた釉薬は全部で100色余りでした。
そこからミニチュア向きでないものと発色の悪い物を除き
今回出来上がった見本は全部で72色ありました。

不必要になった釉薬はなんと約30本以上もあるのですが、
私の通った陶芸教室で使ってもらうことになっています。
ミニチュアでは使えなくても普通には使えるので
これぞ私の持っている釉薬のセカンドライフです。


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