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基礎基本をおろそかにすると

ノーベル物理学賞に真鍋淑郎さんが選ばれました。
だれも研究する方法がわからなかった気候変動について
初期のコンピュータを使って解析するという
最先端の研究で地球温暖化研究のパイオニアとなり
現在の世界の課題に目を向けさせました。

そのような先駆的な研究の頭脳がどうして米国籍?
カミさんの効き耳情報によると月収が25倍になり
日本の研究環境との格差も大きかったそうです。

ノーベル賞受賞者がよく言う「基礎研究の軽視」があり
日本人のノーベル賞受賞者が日本にいない現状を見ると
経済的な実がならない研究にはお金を出さないという
政策の貧しさが根本にあるような気がします。

先日も日本の頭脳の中国流出が問題になっていましたが
研究者がより良い研究環境を求めるのは間違い?
報酬が安くても研究したいと思う若い研究者はいます。
実がなるかならないのかわからない基礎的な研究でも
研究できる魅力的な環境に日本もなって欲しいものです。

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前回、磁器土で作った『だれでもアーチスト』用の
虎年用のプランターは空気が入ってしまい、
爆発で全滅しました。
それに懲り、赤津貫入土で作り直すことにしました。


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後から粘土をくっつけることで空気が入ることが
多いことからプランターの縁を幅広くしました。
こうすることで後から付けた粘土が置きやすくなり
空気の入る隙間を潰すようにつけることができるので
後から隙間を埋めなくて済むようになります。


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同様に頭なども粘土の塊から成形するようにしてから
縁に乗せるようにすると空気が入りにくくなります。


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そうして素焼きをしてみると、
今度はどれも問題なく焼き上がりました。


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ミニチュアと違って偶然に入る空気の量も違う体験に
今更ながら基本の大切さに気付かされました。

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