陶芸用に使っているスポンジがあるんだけど
特殊すぎて同じものが見つからないんだよね。
乾くと硬くなり水分を含むと柔らかい。
このスポンジ、小さくしても割合強いから
細かな部分にも使える優れものなので
何としても手に入れたいんだけど
見つからない。
その話を覚えていたロクロ体験の参加者から
スポンジが送られてきたんだから嬉しいねぇ。
PVAという吸水性に優れたスポンジなんだけど
小さくして細かな部分に使ってみると
ちょっと弱い感じだったかな。
でも代用品としてはかなり使える。
話を覚えていてくれて送ってもらえるなんて
代用品だとしてもありがたいじゃないですか。
そんな代用品の話をもう一つ。
これ、傷んでしまった名刺入れなんだけど
何とか使い続けたくて修理したんだよね。
以前、京王新宿店のドールハウス展に行った時に
近くにある小田急だったかのアートコーナーで
展示販売されていた「何じゃこれ」作品。
材料は和紙と布とボタン。
何ということもない名刺入れに見えるでしょ。
このコーナーに展示されていた作家さん全員が
この同じボタンを使っていたんですよ。
何でこのボタンなのと思いませんか。
全く正体不明のこのボタン。
プラスチックじゃあ、ありませんからね。
作られたのが70年以上前の戦時中なんですよ。
そう考えると何製なのか想像できるかもね。
想像できましたか?
その答え‥‥‥
陶器製!
有田で作られた焼き物の軍服用のボタン。
小学校の改修工事中発見されたというこのボタン。
後に再現したということですが難しかったとか。
詳しくはこちらでどうぞ。
金属もなく、石油もないのに戦争を始め
敗戦になっても責任を取らない軍首脳。
そんなことまで思い出させる
この代用品のボタンでした。
戦争がどれほど国民を苦しめたか、
今も繰り返される子どもや弱者を苦しめる戦争。
ウクライナにもパレスチナにも
早く平和が訪れますように。
💛 🇺🇦 💙
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?