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オフィスカーにモニターアームを設置する-その1

前回ひととおり机を置いてver 0.1が完成したことで燃え尽きていましたが、今週から第2章に突入したいと思います。

実は初代モニターが逝った

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ちーん。使わないときの置き方が良くなかったため、立体駐車場でブレーキを踏んだ時に勢いよく車内ですべって転んでお亡くなりになりました。

そこで、もともと構想としてはあったのですが、モニターアームを取り付けることにしました。もうこれ以上犠牲は出さないぞ!

どこに取り付けるか

妄想だけで考えていた時には、ミニバン(エスクァイア)の内寸に沿って車中泊DIY勢御用達のイレクターパイプで車の後からBピラー(1列目シートの背もたれがあるところの縦フレーム)に沿って立方体の枠を作ろうと思ってたんです。

ところが、実際にくるまで過ごしてみるとそれが難しいことに気づきます。真四角に見えるミニバンも、かなり形状が複雑で、かつシートを前後させたりスライドすることを考えると、安定して幅25mmのパイプを置きっぱなしにできるスペースが意外とないのです。

設置する機材を優先するか、シートの快適性を優先するか。車を買う前はシートなんてなんでもいいから設備を充実させようと思っていました。しかし、7人乗りエスクァイアのシートは結構快適で、これを犠牲にするには惜しい気持ちになってきました。

センターコンソール部分に土台を作ろう

悩んだ結果、センターコンソール(運転席と助手席の間の物置)スペースを活用することにしました。ガソリン車と違ってハイブリッド車はこの部分が微妙にウォークスルーになっていないので、あまり価値を発揮してなかったのです。

ホームセンターで素材を探したところ、どうもこの狭いところに作るにはイレクターパイプよりもL字アングルが良いと考えました。L字アングルって言うのはこういうやつ。

https://item.rakuten.co.jp/kitajimasteel/10001858/

寸法を測ってホームセンターで必要なサイズにカットしてもらいます。今回は幅20cm、長さ90cm、高さ30cmで、ポータブル電源も格納できるように少し長めにしてみました。(実は一番細い部分の幅は19cmなので少し失敗)

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このようにぴったりおさまりました。ポータブル電源の配線取り回しは少し課題ですが。

とりあえずプロトタイピング

机に引き続き、まずはプロトタイピングです。Amazonで4000円のガス圧モニターアーム(高さ30cmちょいのやつ)を購入し、同じくホームセンターで購入したDIY用集成材で取り付けてみます。

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ちなみに、モニターアームの取り付けは挟み込むクランプ式と穴をあけるグロメット式があるのですが、発進停止を繰り返すことを考えグロメット式にしました。

全然アカン。重心が

運転の邪魔にならないよう、結果的に手前に取り付けたのが災いして、モニタを載せた瞬間台ごと手前に倒れてきました。

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仕方ないので、取り付けしなおし、もうすこし前で運転の邪魔にならないところに設置してみました。

車にモノを設置するには水平前提ではいけない

取付位置を調整し、静止状態では倒れなくなりましたが、そもそも机を載せて移動したり、モニタを割ったりして分かったことがあります。車はじっとしてない。まじでそんなこともわかってなくて浅はかでした。

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立体駐車場を上るとき、車がこれだけ傾けば中に置いている机もこれだけ傾きます。さらに発進するとき、停止するときにそれぞれGがかかります。それを考えると、車にモノをおくときは、固定しなければならないということを肝に銘じる必要があります。

オシャなミニバンに固定場所がない

しかしここで壁が立ちふさがります。オフィスを前提、もとい、DIYを前提としていないオシャなミニバンには、家具を固定する場所や金具などありません。

かといって、床に穴をあけたり、へたに改造しては、安全性に問題が出たり、ディーラーの延長保証が受けられなくなってしまいます。そこそこ安全に固定出来て、なにかあればすぐに取り外すことができるような固定方法を検討したいと思います。

なお、暫定ですがポータブル電源を反対側に重しとしておいたところ安定したので、しばらくはその運用で進めようと思います。

モニターアームを車に取り付け編、お楽しみに!

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