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【KBF2021イベント情報】キム・ヨンス×星野智幸対談「小説家の仕事」

開催⽇時:11月21日(日)18:00~19:30 ※要申込

日韓の小説家2人が「作家の仕事」を語ります

今年秋にも新たに2作邦訳が刊行され、一作ごとに日本でもファンを増やしているキム・ヨンスさん。
そしてキム・ヨンスさんと星野智幸さんが出会ったのは、2010年だそうです。
ある方から「お2人は何だか似ているわね」と言われて以来、キム・ヨンスさんにとても親近感を持っていたという星野さん。

そんなお2人が、今年のK-BOOKフェスティバルで約10年ぶりに再会します。
これまでのお2人の歩み、そして互いに「コロナ禍」という時を過ごしながら、改めて「小説家の仕事」とは何かを語り合います。

星野さんの著書は2012年以降、4冊が韓国でも翻訳出版されています。最新作では、『人間バンク(인간은행)』が昨年8月に刊行され、話題を集めました。
その刊行を記念して開催されたインタビューが、たっぷり3回に分けて配信されています。
読んでくださった方の質問に星野さんが答えていくというもの。韓国は本当にこうしたYoutubeを活用する技に長けていますね。

第1部はコチラから
第2部はコチラから
第3部はコチラから

また、この刊行が縁となり、韓国放送大学KNOUのウィークリー・エッセイにも現在執筆中とのことです。
韓国の作家が日本で愛され、そして日本の作家が韓国で愛される、そんな文学交流の一端を見るようですね。

そしてトークには、今年もサプライズゲストが登場します。
なんと今回は韓国からのゲストです。こちらもどうぞお楽しみに!

キム・ヨンスさん、そして星野さんの出会いの場にいらしたという翻訳者のきむ ふなさんがナビゲーターを務めてくださいます。

【イベント概要】
主催:K-BOOKフェスティバル実行委員会
日時:11月21日(日)18:00~19:30
会場:オンライン
定員:200名
参加費:1500円
チケット購入期間:10/15~11/21 16時まで
スピーカー キム・ヨンス
現代韓国文学を代表する作家の一人。 1994年長編小説『仮面を指して歩く』で第三回作家世界文学賞を受賞して、本格的に作家デビュー。長編小説『グッバイ、李箱』で2001年東西文学賞、短編小説集『僕がまだ 子供だった頃』で2003年東仁文学賞、短編小説集『僕は幽霊作家です』で2005年大山文学賞、短編小説「月へ行ったコメディアン」で2007年黄順元文学賞、2009年短編小説「散歩する者たちの五つの楽しみ」で韓国で最も権威のある李箱文学賞を受賞。
日本では長編小説『ワンダーボーイ』(クオン)、『夜は歌う』(新泉社)、短編小説集に『世界の果て、彼女』(クオン)、『僕は幽霊作家です』(新泉社)がある。
スピーカー 星野智幸(ほしの ともゆき)
1965年米国ロサンゼルス生まれ。2年半の新聞記者勤めを経て、2年のメキシコ留学。1997年『最後の吐息』で文藝賞を受賞してデビュー。
2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2014年『夜は終わらない』で読売文学賞、2018年『焰』で谷崎潤一郎賞を受賞。他に『呪文』『だまされ屋さん』『植物忌』など。
2000年の「日韓文学シンポジウムin青森」で、初めて韓国の作家たちと交流。以後、2003年の日韓文学シンポジウムin原州、2008年にソウルで開かれた「日中韓東アジア文学フォーラム」、2010年に北九州で開かれた2回目の「日中韓東アジア文学フォーラム」などで、韓国の作家たちと交流を続けている。2012年には、ソウルに3ヶ月滞在、ホームレスサッカーの日韓戦にも関わった。
ナビゲーター きむ ふな
日韓の文芸翻訳者。韓国生まれ。翻訳書に、ハン・ガン『菜食主義者』、キム・エラン『どきどき僕の人生』、ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』(以上、クオン)、津島佑子・申京淑の往復書簡『山のある家、井戸のある家』(集英社)など、著書に『在日朝鮮人女性文学論』がある。韓国語訳書の津島佑子『笑いオオカミ』にて板雨翻訳賞を受賞。

イベント参加⽅法
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当⽇のご参加⽅法についてはご登録のメールアドレスにご連絡します。

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