顧客リストを作ろう

こんにちは！
今日は顧客リストの大切さについて
語ろうと思います。

顧客リスト=財産

コロナ禍において、飲食店は大打撃を受けましたよね。
その中でも、売上を伸ばした店舗はどういった所だったのでしょうか。
それは、顧客リストを持っている所。

コロナ時代に突入し、テイクアウトの需要が一気に加速。
これを機に、Uberなどの宅配市場に参画したお店が多くありました。
しかしながら、Uber(を例にすると)経由のお客様は、直接自社店舗のリピーターとはなりませんよね。
もちろん、リピーターも少なからずいることとは思います。
ですが、お店の雰囲気や味、スタッフの方々の人柄を知って、わざわざそこを選ぶ というようなリピーターではありません。
かつ、顧客情報は全てUberにあるため、リストも作れません。

一時期より利用者、また、利用頻度は減っているとしても、今後も宅配の需要は継続するでしょう。
お店もお客さんとしてもお互いに便利なので、
そのまま継続していても構いません。
が、顧客リストがないお店は、今すぐリストを作りましょう。
これからでも遅くはありません。
またいつパンデミックが訪れるともわからないのです。
そして、それが訪れないにしても、
自分のお店の熱狂的なファン
を作るために必要なのです。

人は感情で動く

突然ですが、皆さん、男女問わず
端正な顔立ちの方
って好きですよね？笑
それの理由って聞いた事ありますか？
もちろん、イケメンや美女の判断基準は人それぞれ違うので、僕が思い浮かべる人と、皆さんが思い浮かべる人が、一致するとは限りませんが…

なぜ皆、美男美女が好きなのか？

それは、
「人は自分に最も何かを与えてくれる人を好きになる」からだそうです。(by心理学 植木先生)
美男美女は、こちら側に、癒しをくれますよね？笑
かっこいいな〜
かわいいな〜
目の保養だな〜
眼福！
などなど笑
それらを絶え間なく我々に与えてくれるー
だから、"好き"と認識するんだそう。

これと似たようなことで、
お店側がお客様に、DMなどを通じて
いろんな情報をお届けしてたらどうでしょう。
また、個々人の嗜好に合わせたお酒を提案してくれたり、めずらしい食材が手に入ったので食べに来ませんか？など、
おもてなしの心で自分たちのために有益な情報を送り続けてくれたりしたら…
次第にお客様は心を開いていきますよね。
自分のことを大事に思ってくれてると感じて、"好き"と認識します。
ここで初めて信頼関係が生まれます。
こうなれば、強いです。
いざというとき、好きなお店が困っていたら、
助けようと思うー
つまり、人は感情で動くのです。
そしてこれこそが、
顧客リスト=財産 という理由です。

遅すぎることはないけども時間はかかる

先ほど、
顧客リストがないお店は、リストを作ろうとお話しました。
そもそも顧客情報を集めるのは大変です。
その仕組みから考えなくてはなりません。
会員サイトを作って、登録してもらうのか、
ネットか紙媒体でポイントカードを作るのか、
まずはそこから始める必要があります。

やがて、少しずつ集まってきたとします。
しかし、ここでいきなり売りつけや助けて、というような案内を出されたら、お客様はどう思うでしょう。
ご自身に置き換えて考えてみてください。
関係もできてない人に、頼まれごとをされるようなものです。
もっというと、そのような人に、「お金貸して」と頼まれるようなもの。
絶対貸しませんよね？
人は損したくない生き物です。
ましてや、一度しか会った事のない人に、絶対に貸しません。
(※信頼ある人だとしても、お金の貸し借りはよくありません)
それと同じことです。

リスト作成費用は絶対にケチらない

先ほどのケースで、たとえばお役立ち情報を送るとします。
この場合、サイト開設費用や、紙代、封筒代、ハガキ代など、少なからず費用が発生してきます。
これを、もったいないなどといってケチるのは、絶対にやってはいけません。
確かに、リスト作成は骨の折れる作業かもしれません。
チラシ、ポスターなどの広告費は、費用対効果がわかりやすく、効果が現れるのも早いです。
一方で、顧客リスト作成による費用対効果は、本当にこれによって生じた売上なのかがわかりにくく、効果が現れるのが遅いです。
時間やお金をかけたわりに、報われないー
そう感じて、皆辞めてしまうのです。

まとめ

まずは、時間がかかったとしても、顧客リストを作成しましょう☝️
そして、こんなこと意味あるのかな、と思ったとしても、丁寧に、着実に、お客様との関係を築いていくことです。
飲食店に限らず、世の中の多くは、これが我慢できず、途中で放り出してしまいます。
何とかそこを乗り越えて、
自分のお店の熱狂的なファンを作ってください。