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懐に飛び込む

生まれながらの人たらしなのか。

4歳の男の子に
「〇〇さん、大好きだよ」
といわれ、不覚にもドギマギしてしまいました。
今朝の出来事です。


子育てサポートで、不定期で朝の登園のお手伝いをしている三兄弟の長男くん。
チャラチャラしたお調子者ではなく、お利口な長男タイプです。

時々、こんなご褒美があるから、
子育てサポートはやめられません。

わたしの人生において、「大好き」などという大甘なセリフは言ったこともなければ、言われたこともないのです。

ドラマや映画などでは頻繁に
「大スキ」とか「アイシテル」とかいう言葉を聞きますが、わたしにとってはフィクションの世界。

深い意味はなくても、4歳の子から「大好き」と言われて、不愉快に思う人はいないはず。


このお子さんのお母さんが、人の懐に飛び込むのが、実にうまい人なのです。

懐に飛び込むのが上手というと、
いかにもズル賢い人のようですが、
明るく開放的で、誰に対してもフレンドリー。
朝は一緒に電車に乗って、2つの保育園をハシゴするのですが、会う人会う人がみんな友達なんじゃないかというぐらい知り合いが多い。
電車の中でも、子連れのお母さんににこやかに話しかける。
人と人との垣根を一瞬にして取り払ってしまうような人なのです。

ご自分のことも包み隠さず話してくれますが、気がつけばわたしのほうも、息子、娘の家族構成やら、親のこと、夫との馴れ初めまで、個人情報をいろいろ聞き出されていました。

まるで、昔からの知り合いか、親戚みたい。


よし、この人のために一肌脱ごうかな、という気持ちにさせてくれる不思議な人です。

きっと仕事も出来る人なんでしょうね。