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チャンカワイさんの本〜売れるのにはワケがある

元日に車で何気なくラジオを聴いていたら、何かの番組のゲストにチャンカワイさんが出ていました。

小太りでいい人風。
Wエンジンの相方のお顔は申し訳ないことにまったく思い出せないのですが、チャンカワイさんの決め台詞
「惚れてまうやろー!」
は忘れられません。

最近漫才は見ないけれど、この人、やたらテレビに出てない?

どうやら、ロケ芸人として、確固たる地位を築いておられるようです。

車の中で夫と、何でこの人売れているんだろうね。
スタッフのウケがいいのかな?などと語り合いました。


売れっ子というものは、まずスタッフに、「またこの人と一緒に仕事がしたい」と思われなければ、次がないんだろうな、などと推測してみます。

ラジオ出演は、どうやら本の宣伝だったようです。



この手の本を買うことはまずない夫が電子書籍で購入。
わたしも早速読んでみました。

後半のみやぞんさんとの対談はサラッと流しましたが、前半のエッセイは、なるほどと思える名言やエピソードが盛り沢山。

芸人さんといえども、生活があります。
妻子も養わなければなりません。

お笑い芸人なら、ただひたすらに笑いを追求すればよいのか。

いくら面白くても、その芸を披露する場が与えられなければ意味がない。

披露しても一回限りでは、いつまでたっても売れない。

次も呼んでもらうためには、スタッフに好かれること、そしてテレビに出る以上、お客様は視聴者だけではない。スポンサーの存在を意識すること。
そこをキッチリ見極める。

自分が自分が!と前に出るのではなく、場面場面で自分はどう振る舞うべきなのかを常に考える。

さまざまな立場の人の意向を瞬時に汲み取ることが大事。
そして誰も傷つけないポジティブな言葉を発信する。

ロケ芸人チャンカワイが引っ張りだこなのは偶然ではないようです。

とにかくテレビに出続けることによって、知名度も高まり、人気も高まる。

すべては売れることが前提の思考法なのです。

チャンカワイさん、なかなか頭のいいお方ですね。

と、書くとなんだかズル賢いイヤなヤツって感じですが、やはり人柄が素晴らしいのでしょう。
テレビに映らないところでの地道な努力があります。

人柄がいいからこそ、先輩後輩、スタッフに愛されるのですね。
ロケ先の人の心もガッチリ掴めば、いい言葉、いい表情も引き出せます。


売れない芸人時代のコンビ名は、
「宴人」。
契約終了危機目前で、事務所の先輩ネプチューンの名倉潤さんのアドバイスにより、「Wエンジン」に改名。
改名した途端に『爆笑レッドカーペット』に出演が決まったそうです。

この改名にあたっては、事務所の先輩たちが改名会議を開いてくれて、真剣に話し合いが行われました。

幸せになるとは、愛されること。

幸せに生きるためのヒントが見つかる一冊でした。

見にくいですが、雰囲気を感じていただくために、目次の一部をご紹介します。
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他に、パワースポットの神社紹介、
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興味のある方はご一読ください。






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