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やっぱりお好み焼き

先日夫がPerfumeのライブに行ったので、ひとりの晩御飯となりました。

キャベツがいっぱいあるので
お好み焼きを作ることにしました。

二人暮らしなのでキャベツを一個買うかどうか、いつも悩みますが、特売の日は迷わず「買い」です。

気持ちと時間に余裕のある時は、
ロールキャベツ。

朝食には巣ごもり卵。

ソーセージとキャベツの蒸し煮。(コーン缶を入れることもある)

保存のきくコールスロー。

付け合わせの千切りキャベツ、ポトフ、お味噌汁など食べ方はいろいろですが、お好み焼きにすれば大量消費することができます。

広島のお好み焼きを
家で再現するのは到底無理なので、
ハナから諦めています。
自己流で作っているのは
広島風というよりむしろ関西風。

キャベツを千切り、または粗みじんに
大量にに刻む。
もやし適宜。
青ネギの小口切り。
これに卵(1人につき1個)、小麦粉、煮干しの粉、長芋のすりおろしを加えてサックリ混ぜる。

ポイントは水を一滴も加えないこと。
だから長芋は多過ぎるかな、というぐらいすりおろす。
粉は少なめ。
かなりゆるめの生地。

フライパンかホットプレートに
焼きそばをほぐして広げ
生地をのせ、豚バラ肉をびっしり並べる。
焼けたらひっくり返し、蓋をして両面しっかりと火を通す。

バラ肉をカリッとさせると美味しい。

途中で形が崩れても、加熱すれば
最終的にうまい具合に焼けます。
うまく焼けなくてもソースを塗って
ボロ隠し。
生地がゆるいので、ふんわり焼き上がります。

お皿に盛り付けたら、ソースを塗り、好みでマヨネーズ、削り節、青のり、紅生姜をトッピングして出来上がり。

長年の試行錯誤の末、大体こんな感じで作っています。

ソースはどこでも入手可能なオタフクソースですが、広島で買ってきたカープソースを使うこともあります。

娘の結婚式で娘の同級生から
「おばさんの広島風お好み焼き、
 美味しかったです」
と言われました。

あれはね、広島風じゃないのよ。
広島のはまず生地をクレープ状に焼いてキャベツをのせて、と詳しく説明したかったのですが、黒留袖でお好み焼き談義もどうかと思ったので、黙って笑っていました。

広島の人は「広島風」と
呼ばれることを良しとしませんが、
わたしは気にしません。
お好み焼きの作り方は
地方によって違うので、
区別するのは仕方がありません。

関西風も
もんじゃ焼きも好き。

家で作るお好み焼きもお好み焼き。

何と呼ばれようと
お好み焼きに貴賤はない。

でも、やっぱり
広島で食べるお好み焼きが
わたしにとっての最高のお好み焼きです。