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電力逼迫
昨日、東京電力管内、次いで東北電力管内でも初の電力需給逼迫警報が出された。
最悪の場合、停電もあるという。
時間は午前8時から午後11時。
ってことはほぼ一日中だ。
幸い停電は回避されたが、今日も関東では警報が継続するらしい。
警報という言葉を聞くと
只事ではないという緊張感が高まる。
ただの脅しではなさそうだ。
16日の地震の影響で、火力発電所が運転を停止しているところがある。
昨日は雨天のため太陽光発電は期待できない上に、雨から雪に変わるほどの真冬並みの寒さ。
電力需給が逼迫することが予測された。
エアコンの設定温度は20℃にとか、
テレビの画面を暗めに設定しましょうとか、なるべく一つの部屋に固まって過ごしましょうとか細かい指示がある。
思い出すのは
1973年
石油危機
オイルショック
第四次中東戦争
トイレットペーパーの買い占め
若い方にとっては、教科書で学んだ
歴史上の出来事でしょう。
石油がなくなること、
即ちこの世の終わりぐらいの気持ちで、子ども心に真剣に悩み、行動に移した。
つけっぱなしにしている家中の照明を片っ端から消し歩いた。
見てないテレビは消す。
いまだにあのときの癖が染みついているなぁ……と思っていたら、
二人暮らしの家の中で
夫はホットカーペット。
わたしは和室でこたつ。
別々の部屋で別々のテレビを見る。
電力の無駄遣いということはわかっていても、持続可能な家庭平和のためにはある程度は仕方がない。