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女心と。。。

「女心と秋の空」
移ろいやすいものの喩えです。

ヴェルディ作曲、歌劇『リゴレット』より、CMなどでもお馴染みの
「女心の歌」をお聴きください。


風の中の羽のように
いつも変わる 女心
涙こぼし笑顔つくり
嘘をついてだますばかり

*風の中の羽のように
 女心 変わるよ変わるよ
 あゝ 変わるよ

わが身さえも忘れはてて
迷わされる愚か者よ
甘い恋の味も知らず
夜も昼も夢のうちに

(*繰り返し)

堀内敬三 訳詞(原文ママ)



先日、BSプレミアムの映画劇場で、
たまたま田宮二郎主演『白い巨塔』
(1966年)を観ました。

小川真由美演じるバーのマダムの店で、流しの人が懐かしい歌を歌っていました。

バーブ佐竹『女心の唄』

1964年のバーブ佐竹さんのデビュー曲です。
レコードセールスは200万枚以上の大ヒット。

調べてみるとご自身も、北海道のネオン街で流しをされていたそうです。

如何にも…な昭和歌謡。
当時はいたいけない?子どもでしたが、今聴くとなかなか味わい深い歌詞だと思います。

あなただけはと信じつつ
恋におぼれてしまったの
心変わりがせつなくて
つのる思いのしのび泣き

どうせ私をだますなら
だまし続けてほしかった
酔っている夜は痛まぬが
さめてなおます胸の傷

うわべばかりとつい知らず
ほれてすがった薄情け
酒がいわせたことばだと
なんでいまさら逃げるのよ

女ですもの人並みに
夢を見たのがなぜ悪い
今夜しみじみ知らされた
男心のうらおもて

長くなるので、5番、6番は割愛しました。