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ルンルン気分

待ちに待った友人とのランチ。
約3年ぶり。

この胸のトキメキを
昭和の人としては、「ルンルン気分」と表現する以外に言葉を知りません。

わたしが心の中で、この人こそ正真正銘のマダム!と崇め、姉として慕う人。

その人とは息子が中学生のとき
部活の親の会で知り合いました。
その後息子達が高2になり、保護者会の役員(彼女が会報部の部長でわたしが会計)として、苦楽を共にした仲間です。

初めて会った時のことは忘れられません。
この人、只者じゃない…もしかして女優さん?と、目が釘付けになりました。

ゴージャスというよりエレガントな美しさ。
薄桃色のコートを羽織り、まったく流行に左右されないクラシックな佇まい。

彼女は自宅で子ども達にピアノを教えています。

ここ3年ほど、たまに電話でお喋りするぐらい。満を持して漸く昨日、会うことができました。

というのも、コロナ禍において、ご主人の極端な潔癖症が露呈し、宅配便が届くと3日間段ボール箱を日光消毒してから開封。

外出時も、狭い歩道で人とすれ違うのを避けるという理由で歩道は歩かないという徹底ぶり。

もちろん外食も長い間自粛。
ランチの女王と異名をとる(といっても過言ではない)彼女にとってはストレスが溜まりに溜まった辛い日々でした。


今回もご主人に快く送り出してもらうために、人混みを避け、グランドアーク半蔵門という穴場的ホテルのレストランで食事をすることになりました。


因みにここは、眞子さんと圭さんが結婚会見を開いたところです。

バイデン大統領の来日で、都心の警備が厳重なのが少々不安でしたが、無問題。


このホテルは国立劇場のすぐそばですが、他にめぼしい建物もなく、人通りも殆どなく、日中もひっそりと静まり返っています。

予約なしで地下の和食処に行き、お寿司を食べるつもりが、1日10食限定の週替わりの定食を。
ランチメニューはお寿司を含め、千円台が多く、リーズナブルです。


鶏肉のお重にマグロの山かけなど。



その後、河岸を変えて一階のレストランでお茶。

チョコレートサンデー。
ピッチャーにたっぷり入った
チョコレートをかけながら。

混んでないので、コーヒーの継ぎ足しサービスも快くしてくれます。


彼女の息子さんは大阪勤務で7月に結婚予定。

主に、互いのアラフォー息子の近況について語り合いました。


さて、ここからが本題です。

彼女の自宅近くのケーキ屋さんの塩パウンドケーキを手土産にいただきました。

家族に内緒で買い求め、ひとりでこっそり食べているというマダム熱愛のパウンドケーキ。

とてもワクワクしますが、
すぐには食べることができませんでした。
(勿体なくて)


外箱


全長11センチ弱


すみません。スマホの影が…。




わたしには、彼女を含めて、会ってお喋りするだけでルンルンしてしまう友人が3人います。

少ないですか?

わたしは3人で充分だと思っています。