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遊歩道を散歩していると、
カラスが悠々と目の前を横切っていった。

ゴミ箱を漁っている姿はいけ好かないけれど、先入観さえなければ漆黒の翼はじゅうぶんカッコいい。


余程の昆虫好きの人でも、ゴキブリが好きですという話は聞いたことがない。

ツヤツヤのボディに魅せられる人がいてもよさそうなものだけど、一旦刷り込まれた負のイメージを消すことは難しい。

不吉とか、不潔とか
蔑みの言葉を浴びせられることが多いのは気の毒だ。
しかし、人間にとっては、害鳥、害虫であることは間違いない。

それでも、カラスは人間にとって、身近な鳥で、案外愛される一面もある。

童謡「七つの子」

かこさとしの童話「からすのパンやさん」

神の使いとされる八咫烏やたがらす

これらはカラスのイメージアップに一役買っているような気がする。


そして、note界で人気のとんたんさんの「からとん」シリーズ。
主人公はからすととんび。
わたしは初期の頃からの愛読者です。